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本日の一曲

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さくらMusic officeでは、新企画「本日の一曲」をスタートしました! この「本日の一曲」では、ジャンルにこだわらず、時にはアーティストや時代背景にも触れながら、誰もが知…
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2025年2月の記事一覧

本日の一曲 vol.564 アリアナ・グランデ:友達にはなれない (Ariana Grande: we can't be friends (wait for your love), 2024)

アリアナ・グランデ(1993年6月26日生)さんが映画「ウィキッド ふたりの魔女」のプロモーションのため来日しました。 お元気な様子なので、すこし安心しました。昨年リリースした「we can't be friends(wait for your love)」も順調にヒットしました。 昨年3月にリリースされたアルバム「エターナル・サンシャイン(Enternal Sunshine)」のプレイリストです。 (by R)

本日の一曲 vol.563 モーツァルト:魔笛 (Wolfgang Amadeus Mozart: Die Zauberflöte K.620, 1791)

「魔笛」は、モーツァルト(1756年1月27日生~1791年12月5日没)さんの死の年である1791年に作曲、初演が行われた2幕からなる「ジングシュピール(音楽劇)」です。曲の合間に劇が入るという構成になっています。 モーツァルトさんは、死の年に鬱々としたレクイエムを作曲しました。 本日ご紹介する「魔笛」は、同じ死の年の作曲ながら、「レクイエム」とは打って変わって、子供を相手にするまるでおとぎ話のような音楽劇になっています。モーツァルトさんの魅力がたくさん詰まっている音楽

本日の一曲 vol.562 チャーリー・コーセイ:ルパン三世のテーマ2 (1971)

歌手チャーリー・コーセイ(1950年10月14日生)さんは、現在、アンクルチャーリーの店主でもあります。 コーセイさんを有名にしたのは、1971年に初めてアニメ化された「ルパン三世」のテーマの歌唱でした。コーセイさん、20歳の時の歌唱でした。最初のアニメ「ルパン三世」は、夜7時台の30分間の放映でしたが、時間帯の割にしてはダークな雰囲気があり、そのエンディング・テーマは子どもたちに特別な感情を与えたのでした。峰不二子と思われるライダーが夕陽をバックにオートバイに乗って疾走す

本日の一曲 vol.561 サム・ムーア:イマジン (Sam Moore: Imagine, 2017)

サム&デイヴ(Sam & Dave)は、アトランティック・レコードに所属していた男性2名のデュオで、1966年に「ホールド・オン(Hold On, I'm Comin')」の大ヒット曲を飛ばしました。 そして、翌年1967年に続けて「ソウル・マン(Soul Man)」の大ヒットを飛ばしました。 高いテノールの声がサム・ムーア(Sam Moore, 1935年10月12日生~2025年1月10日没)さん、低いバリトンの声がデイヴ・プラター(Dave Prater, 1937

本日の一曲 vol.560 デフヘヴン:ドリーム・ハウス (Deafheaven: Dream House, 2013)

デフヘヴンは、2011年にデビュー・アルバム「ユダへの道(Roads To Judah)」をリリースしたいわゆるブラックゲイズ(Black Metal と Shoegazer の合成語)のバンドです。 2013年にリリースしたセカンド・アルバム「サンベイザー(Sunbather, 日光浴をする人の意)」からの1曲「ドリーム・ハウス」をご紹介します。このアルバムでのメンバーは、ボーカルとピアノのジョージ・クラーク(George Clarke)さん、ギターとベースのケリー・マッ

本日の一曲 vol.559 ヴァイル:アラバマ・ソング (Kurt Weill & Bertolt Brecht: Alamaba Song, 1927)

マハゴニー本日ご紹介するクルト・ヴァイル(1900年3月2日生)さんの「アラバマ・ソング」は前にご紹介した「三文オペラ」と同時期のナチス時代の1927年に音楽劇(Songspiel)「マハゴニー(Mahagonny)」の中の1曲として作曲されたものです。ロッテ・レーニャ(Lotte Lenya, 1898年10月18日生~1981年11月27日没)さんの歌で、ロジャー・ビーン(Roger Bean, 1919年8月30日生~1979年3月9日没)さん指揮ロジャー・ビーン・ウ

本日の一曲 vol.558 矢野顕子:あんたがたどこさ (1976)

先日、原田ねくらさんをご紹介したときに、矢野顕子(1955年2月13日生)さんの「ふりむけばカエル」もご紹介しました。 矢野顕子さんのデビューアルバムは、1976年7月にリリースされた「JAPANESE GIRL」でしたが、このアルバムのA面は、ロサンジェルスで、ローウェル・ジョージ(Lowell George, 1945年4月13日生~1979年6月29日没)さんなどリトル・フィート(Little Feat)のメンバーがバックで演奏し、B面は細野晴臣(1947年7月9日生

本日の一曲 vol.557 ブラック・サバス:魔法使い (Black Sabbath: The Wizard, 1970)

ブラック・サバスがオリジナル・メンバーで今年2025年7月5日、最終公演を行うというニュースがありました。前座がメタリカ(Metallica)、スレイヤー(SLAYER)、アンスラックス(ANTHRAX)、パンテラ(Pantera)、ラム・オブ・ゴッド(Lamb of God)、マストドン(Mastodon)、アリス・イン・チェインズ(Alice in Chains)、ヘイルストーム(Halestorm)などということです。すごい、すごい。 オリジナル・メンバーは、生まれ順

本日の一曲 vol.556 AC/DC:ロック魂 (AC/DC: Let There Be Rock, 1977) Lars Ulrich's Favorites

ミュージシャンが選ぶアルバム企画の第2弾で、本日は、同じくRollingStoneで2017年6月に公開されたメタリカ(Metallica)のラーズ・ウルリッヒ(Lars Ulrich, 1963年12月26日生)さんが選んだ「最強のメタル/ハードロック・アルバム15作」です。ラーズさんは、1948年生まれのオジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)さんより15歳年下になりますね!なお、順番はABC順になっています。 1作目は、AC/DCの「ロック魂(Let Ther

本日の一曲 vol.555 AC/DC:地獄のハイウェイ (AC/DC: Highway To Hell, 1979) Ozzy Osbourne's Favorites

ミュージシャンが選ぶアルバム10選などの企画はたくさんありますが、やはり楽しいものです。本日は、アメリカのRollingStoneで2017年6月に公開されたオジー・オズボーン(Ozzy Osbourne, 1948年12月3日生)さんの選ぶ「究極のメタル/ハードロック・アルバム10作」のプレイリストを貼っていきます。順番はABC順になっています。 1作目は、AC/DCの「地獄のハイウェイ(1979, Highway To Hell)」。

本日の一曲 vol.554 ヴァニラ・ファッジ:キープ・ミー・ハンギング・オン (Vanilla Fudge: You Keep Me Hanging On, 1967)

ヴァニラ・ファッジは、1967年にデビューアルバム「アート・ロックの旗手(Vanilla Fudge)」をリリースしたアメリカのバンドで、オリジナルメンバーは、生まれ順で、ベースのティム・ボガート(Tim Bogert, 1944年8月27日生~2021年1月14日没)さん、ギターのヴィンス・マーテル(Vince Martell, 1945年11月11日生)さん、ドラムのカーマイン・アピス(Carmine Appice, 1946年12月15日生)さん、オルガンのマーク・スタ

本日の一曲 vol.553 チャイコフスキー:弦楽セレナード (Pyotr Tchaikovsky: Serenade For Strings, 1880) 小澤征爾さんを偲ぶ

昨年2024年の2月6日に小澤征爾さんがお亡くなりになり、約1年が過ぎました。小澤征爾さんを偲んで、小澤征爾さんとサイトウ・キネン・オーケストラの名盤を聴きたいと思います。 1992年9月の長野県岡谷市カノラ・ホールで録音で、弦楽セレナードの第1楽章です。CMを思い出す方も多いかも知れませんが、ハ長調という調性にもかかわらず、イ短調のように始まる曲調が感動的です。 アルバムのプレイリストです。 小澤征爾さんの若い頃の奮闘ぶりを描いたご自身の著書は必読だと思います。 1

本日の一曲 vol.552 菅田将暉:茜色の夕日 (2018) cf. こっちのけんと:はいよろこんで (2024)

菅田将暉(1993年2月21日生、本名は菅生大将)さんは、大阪府箕面市出身の俳優兼シンガーです。奥様は女優の小松菜奈(1996年2月16日生)さん、お父様はキャスターの菅生新(1959年8月8日生)、弟さんにはマルチクリエイターのこっちのけんと(1996年6月13日生、菅生健人)さんと俳優の菅生新樹(1999年8月26日生)さんがいます。 菅田将暉さんの俳優としてのご活躍は周知のとおりで、「本日の一曲」でも、「DESTRUCTION BABY」でご紹介したことがありました。

本日の一曲 vol.551 原田ねくら:路地裏ねこみたいに (2024)

YouTubeのショート動画に原田ねくらさんが歌う「ハオハオ」が飛び込んできて、気になって検索したところ、出てきたのがこの「路地裏ねこみたいに」でした。アコースティック・ギターでの弾き語りで、力の抜けた歌で歌います。 オフィシャルのミュージック・ビデオです。 気になった「ハオハオ」です。 本家の「ハオハオ」です。作詞は絵本作家・漫画家のおーなり由子(1965年2月18日生)さん、作曲は「たま」の知久寿焼(1965年2月10日生)さんです。NHKの「おかあさんといっしょ」