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【アダルトチルドレン克服記録#1】ACの理由と克服の第一歩
【アダルトチルドレン】という言葉をご存知だろうか。
アダルトチルドレンとは、
親や社会による虐待や家族の不仲、感情抑圧などの見られる機能不全家族で育ち、生きづらさを抱えた人。「adult children of dysfunctional family」(ACOD、機能不全家族のアダルトチルドレン)。機能不全家族の下で育ったことが原因で(大人になっても)深いトラウマ(外傷体験)を持つという考え方、現象、または人(大人)のこと。
病名や診断名ではないので、あくまで自己判断だが、私はこの【アダルトチルドレン】に当たると思う。
(アダルトチルドレンはACと略されることもある。)
SNSでアダルトチルドレンを克服した人の話はよく見かけるが、克服途中の人をあまり見かけない気がする。
本当は一人で粛々と克服するものなのかもしれないが、個人的には「克服しました!世界は素晴らしいです!」よりも「こんなことがあって克服した」という記録を残しておきたい。
そしてあわよくば、克服途中の方に自分を客観的に見る気持ちで、「自分も○○して頑張ってるんだなあ」「自分すごいなあ」と自覚してほしい。
傷の舐め合いではなく、自分自身を認めるきっかけになったら嬉しい。
アダルトチルドレンには以下の兆候が見られるそうだ。
・自分の判断に自信がもてない。
・常に他人の賛同と称賛を必要とする。
・自分は他人と違っていると思い込みやすい。
・傷つきやすく、ひきこもりがち。
・孤独感。自己疎外感。
・感情の波が激しい。
・物事を最後までやり遂げることが困難。
・習慣的に嘘をついてしまう。
・罪悪感を持ちやすく、自罰的、自虐的。
・過剰に自責的な一方で無責任。
・自己感情の認識、表現、統制が下手。
・ 自分にはどうにもできないことに過剰反応する。
・世話やきに熱中しやすい。
・必要以上に自己犠牲的。
・物事にのめり込みやすく、方向転換が困難。衝動的、行動的。そのためのトラブルが多い。
・他人に依存的。または逆に極めて支配的。
・リラックスして楽しむことができない。
他にも色々な兆候があるそう
…………98%私である。(笑)
虐待を受けてはいないし、家族がめちゃくちゃ不仲だったわけではない。
それでも、上記の項目のほとんどに当てはまる。
。❀ 𓂃𓈒𓏸
【アダルトチルドレン】という言葉を知ったきっかけはSNSだった。
私は昨年あるきっかけにより、自分が『生きづらい状態だ』と知った。
それから自分の感情や頭の中を知りたくて、生きづらさを解消したくて、心理学系の本を読み漁り、YouTubeを見漁り、その類のSNSをフォローしまくり。
その時に真っ先に辿り着いたのが、【自己肯定感】という言葉だった。
自己肯定感とは、
自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉である。
どうすれば自己肯定感を高められるか、今の自分を変えられるのか、まさに迷子状態で更にSNSを徘徊。
そこで目にしたのが『アダルトチルドレンは自己肯定感が低い』と書かれたSNSの投稿だった。
「アダルトチルドレンって何…?」
初めて聞く言葉に戸惑いながらもアダルトチルドレンについて調べてみると、アダルトチルドレンの特徴が書かれたSNS投稿がたくさん出てきた。
アダルトチルドレンの解消を専門とされているカウンセラーさんがいるくらい、よくある状態らしい。
よく読んでみると、どれもこれも私のことが書かれているように感じるものばかり。
今では『自己肯定感を上げる方法』ではなく『アダルトチルドレンを抜け出す方法』を探して本やSNSを読み漁っている。
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家族に対する考え=全ての関係に対する考え
なぜ、こうなってしまったのだろうか。
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