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Photo by
take_kuroki
私は何のために生まれてきたのか
前々回辺りから
なんとなくの回想記が続いています。
今回は表題の通りのこと。
私は
そんなことを小さな時から考えていたような
「気難しい子だった」
と実母から聞いたことがあります。
そして、小学校に入った頃には
周囲の大人たちにこの問いを投げかけても
おそらく答えは得られないであろうことを
何となく察し
でも
それでも知りたくて
心の奥にはずっと抱き続けてきたんですよね。
でも、大人になった今
改めて考えてみたら
周囲の大人が答えられないのなんて
当たり前のことだと思うんです。
今の私にあるのも
私なりの答えでしかなくて
正解なんてどこにもないものだと思うから。
でも、それでも
当時の私は
答えは得られなくてもいいから
せめて
私のそんな曖昧な問いに
真摯に向き合ってくれる大人が欲しかった
そんな想いだったのではないかと
記憶しています。
数年前
鬱からの回復期に
ふと、この問いを思い出したことがありました。
その時
自分の中に鮮烈に湧き起こった言葉は
今でもはっきりと覚えています。
「私は人を愛するために生まれてきたんだ」
これがその時の言葉でした。
真実なんて分からない。
でもこれは
少なくとも私にとっては真実なのだと思えました。
そして今。
私には大切にしたい人がたくさんいます
自分のことも含めて^ ^
なんて幸せなことなのだろう
と思いますし
いろんなことに、ありがとう
いろんな人に、ありがとう
そうも思います。
陳腐な言葉にしかならないけれど
そんなありがとうを積み重ねて
ちっぽけな私は
今日も心穏やかに生きていきます。
お読みいただきありがとうございました^ ^