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30代シンママの転職活動|「わくわくする仕事」を本気で考えてみた

こんにちは。

実は私、一生勤めると思っていた会社をつい先日退職しました。
転職を考え始めた際に、1ヶ月間改めて自分と向き合ってみた際のことを言語化してみます。(ちょっと長くなるかも。笑)


仕事と私の性格について

元々はどちらかというと社会不適合者だった私。
特に20代の前半の頃は、"なんとなく"で生活しており、六本木のキャバクラや北新地のクラブでのアルバイト経験もあります。
(バイタリティの鬼なので、昼は正社員として働き、夜はオフィス近郊の繁華街でアルバイト、と掛け持ちしていました。笑)

そんな私が社会人として10数年過ごしてきた中で、本当に心から楽しみ、長く勤められたのは、「何もかもが整っていない、スタートアップ企業」でした。
好奇心旺盛で裁量の多さにやりがいを感じるタイプなので、ベンチャーならではの活気あふれる環境に強く惹かれます。

これまでの経歴をざっくり紹介

一般事務
秘書(という名の何でも屋さん)
人事・採用広報
広告制作ディレクション
WEBライティング
SNSマーケティング

前述の通り、スタートアップやベンチャー企業を好むため、必然的にいろんな業務を幅広く担当することが多かった人生です。

特に好きだった仕事を以下に書き出してみます。

▍人事・採用広報
人好きで話すことが好きな性格に加えて、対外的な発信にあまり抵抗がないので。笑
応募者の心を掴むコンテンツづくりには自信があります。
デザイン、ライティング両方好きなので、クリエイティブ制作も自分でしたい派です。
(デザインはちょっとかじった程度ですが、ライティングは10年ほど経験があります)

▍秘書
人のサポートが好きなので、個人的には楽しめる仕事。
ですが、付く方(主に代表取締役)には「秘書はなんか違う気がする」とよく言われます。笑
おそらく、自己主張が過ぎることがその理由です。
というのも、"言われることだけを黙って聞く"というのが、どうも苦手なようで。笑
ついつい自分の意見をぶちまけたくなり、付いている方に食ってかかることもあります。(もうこの時点で完全に不向き。好きやから悲しいけど。笑)

▍広告制作ディレクション
まずは何と言ってもクリエイティブなもの・ことが大好き!
そして、マルチタスク、スケジュール管理、業務遂行力に自信があるので、多くのメンバーを巻き込んで一つのものを作り上げることにやりがいを感じます。

私が転職を意識し始める時

20代中盤の頃に勤めた1社、そして結婚、妊娠、出産、離婚を経たのちに務めた直近の会社だけは一生勤めると思っていました。
本気でそのつもりだったから、大切にしている友人をリファラルまでしました。

では、なぜ転職を決めたのか。
私が働くなかで最も重視していることを考えてみました。

会社のプロダクトに興味を持ち続けられるか
一緒に働く人を愛し続けられるか
わくわくし続けられる環境か

これらのうちどれか一つでも欠落していると、もう勤続できません。
わくわく、とは、いかに自分が楽しんでキラキラ輝ける環境なのかを意味します。(ものすごく抽象的な表現ですが、私にとっては最重要事項。)

肝心の働き方については、まだ幼い子どもがいるため、できればフルリモートだと嬉しいな、というところ。

ダラダラと転職活動をするつもりはなかったので、今回は1ヶ月間と期間を区切って動くことにしました。

耐え難いこと、そしてママとしての決意

働くうえで重視していることに加えて、どうしても我慢できないこともあります。(わがまま。笑)

細かいルールや制約で縛られること
単調な作業だけを強いられること
自分の考えやアイデアが何一つ生かせないこと
自己成長が一切見込めない環境

これらが複数重なってしまうと、完全に心が死んでしまいます。
人間関係においてオープンで、自由な発想を重んじる性格がゆえに、形式主義な環境ではモチベーションを維持できません。
自分や人の感情、個性を大切にしたいため、表現や意見が抑制される職場では息苦しさを感じるのです。
(そして、そういった原因により自身の生産性が落ちている、パフォーマンスが低下していると感じた瞬間に、自分には何の価値もないように感じます)

さらに、私は養育費なしのシングルマザーなので、完全に自分の稼ぎだけで娘を養っていく必要があります。
自分一人で養う方が娘に貧しい思いをさせない自信があったからこそ、離婚という選択をしました。

ひとり親でも、娘に何の不自由も感じさせることなく育てていきたい。
欲しいもの・したいことはすべて叶えてやりたいし、年に一度は海外旅行に行き、広い世界を見せてやりたい。
だからこそ、ガツガツ仕事をして自分のスキルを磨いていけること、自己成長が見込める環境(=わくわくできる環境)であることは絶対に外せないのです。

まだ何者でもない私だからこそ

転職活動をする中で、これまで手広くいろんな業務をこなしてきたからこそ、「これ」という"何か"がないことに気づきました。
性格的な強みはあれど、強い武器や必殺技のようなものがないのです。

でも、逆にいうとそれはこれからどんな姿にでもなれるということ。
そこで、自分の心が赴く先が何なのかを改めて考えてみました。

結局のところ本当にやりたいことは?

私は転職活動をする際に、業界や業種はあまり重視しません。
もちろん、自分の関心がある分野だとより志望度は高まりますが、それよりも「どんな業務を任せてもらえるのか」という職種の方が重要だと考えています。
(ちなみに過去勤めて最もわくわくしたのは、マスコミや美容業界でした。)

今回は業界に一切こだわらず、業務内容に魅力を感じた企業に徹底的に応募しました。
選考が進んでいく中で、いくら自分の望む環境だったとしても、その企業の理念やプロダクトに魅力を感じないと心が踊らないということを、この歳になって初めて知りました。

面談を受ける中で、特に感情が揺さぶられたのが、サービスやプロダクトを介して社会貢献につながるような企業。
ここにきて、ようやく働くことを通して、私だからこそできる社会貢献がしたい、のびのびと子育てできる世界を作りたいのだ、と改めて気づいたのです。
お恥ずかしながら若い頃はまったく意識したこともなかったので、娘を産み育てながら身についた新たな価値観だと考えています。

これからのこと

ありがたいことに、複数企業から内定を頂戴しましたが、募集要項を見た瞬間に一目惚れし、第一希望だった企業の経営企画職に入社を決めました。
もちろん、フルリモート、フルフレックスでの勤務です。

代表のお人柄や経営理念が大変素晴らしく、プロダクトが魅力的で、子育てに関するvisionを見た時にここだ!と感じました。
アーリーステージのスタートアップ企業なので、担当業務の範囲が広く、まさに全方面において私の「好き」と「したい」が叶う理想的な環境。

別の企業からは業務委託で採用広報のお仕事もいただいているので、複数の草鞋を履きこなしながらますます成長し続けます。

とりあえず、2年半ほどお疲れ様、自分!次も頑張るぞ〜〜〜!!!


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