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解説記事:映画・TV

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2014年5月の記事一覧

エメリッヒ版「ゴジラ」プレミア鑑賞記2題

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 1998年、ローランド・エメリッヒ監督によるアメリカ版「ゴジラ」の公開に先駆け、ニューヨークで大々的に行われたワールドプレミアに、集英社インターナショナルの『月刊プレイボーイ』からの依頼で取材に行ったあと書いたモノ。
 結局、『月プレ』だ

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インディ・ジョーンズのライバルたち

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 2008年、『ハヤカワミステリマガジン』に書いたもの。特集として、冒険小説や映画に出てくる「インディ・ジョーンズのライバル」たち、つまり、秘境冒険ものや宝探しものの主人公たちを紹介した原稿を何人かで分担して書いたモノで、以下に示すとおり、

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『プロメテウス』が食い足りなかった人に薦める10冊のSF

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 2012年、洋泉社の『別冊映画秘宝 大宇宙映画超読本「エイリアン」「プロメテウス」驚異の世界 (洋泉社MOOK) 』に書いたモノ。

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 いったい何がしたかったんだろう?

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『アイアンスカイ』を見た人に贈る10冊のナチスSF

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 2012年、『別冊映画秘宝 ナチス映画電撃読本 (洋泉社MOOK) 』に書いたモノ。その前に書いた(昨日アップした)「『プロメテウス』が食い足りなかった人に薦める10冊のSF」が編集の人にウケたのか、文字数があの原稿の4000字から100

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2012年サンディエゴ・コミコン訪問記

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 2012年、早川書房の『SFマガジン』に書いたモノ。同年夏に友人の柳下毅一郎さんと、世界最大のコミックイベント、コミックコン・インターナショナルに参加した話を書きました。
 コミコンには90年代以降何度も行っているのですが、行くたびに規模

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SFとしてのスター・トレック

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 2002年、早川書房の『SFマガジン』に書いたモノ。当時アメリカで放送されていた「スタートレック エンタープライズ」特集の中で、それまで作られたスタトレの膨大なエピソードを、そのSF性という観点からセレクトし、紹介しています。

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伝説は作られる ~乱れ飛ぶスタートレック回想録~

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 1999年、早川書房の『SFマガジン』に書いたもの。当時のスタトレ人気に加えて、シャトナーの回想録が売れに売れていたことから、かつての『宇宙大作戦』出演者たちの回想録が次々と出版され、舞台裏がどどっと世間に露出しちゃってたことを紹介してい

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SFとノベライゼーション

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 1999年、早川書房の『SFマガジン』のSF映画特集用に書いたもの。本文中に書いたように、当時、ビデオグラムの普及で通常のノベライズは減りつつあったものの、代わりに二次ノベライズが大ブームとなっていたのですが、それもつかの間のこと、いまや

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サム・ペキンパー作品全解題・映画編1

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 サム・ペキンパーといえば、クリント・イーストウッド同様、かの職人監督ドン・シーゲルの弟子にあたる人で、1960~70年代において、一部で絶大な人気を博した監督です。
 失敗作と見られているものも含めて、ペキンパーの全作品は私も大好きなので

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サム・ペキンパー作品全解題・映画編2

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 映画編その2は、あの『ビリー・ザ・キッド』から最後の作品となった『バイオレント・サタデー』まで。
 ちなみに、『コンボイ』は公開当時、日米双方で大ヒットしたんですけど、今となってはその理由はよくわかんないかも。いや、私は好きですよ、あの妙

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『デューン/砂の惑星2』DVDボックス解説

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 2003年にアメリカのSF専門ケーブルテレビ局SCI FIチャンネルが製作したミニシリーズドラマ『デューン/砂の惑星2』の日本版DVDボックスの付録小冊子に書いたもの。

 テレビの予算や、当時の特撮レベル、それに凡庸な演出など、いろいろ

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スタートレック世界のSF設定

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 2002年、『SFマガジン』に書いたもの。確か、「スター・トレック エンタープライズ」の放送開始に合わせての特集だったような。
 前に載せた「SFとしてのスタートレック」は、スタトレのエピソードの中から特にSFらしいひねりの効いたものを選

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ジャンル別SF映画ベスト・TVシリーズ編

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 1999年、『SFマガジン』のSF映画特集に書いたもの。いろんな執筆者がいくつかのジャンルごとにベスト10を挙げるという趣向で、もちろん私はテレビドラマ担当だったのでした。
 ただし、これはあくまで「20世紀」のベスト10です。
 という

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サム・ペキンパー作品全解題・テレビ編

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 サム・ペキンパー解題第三弾! 最後となるテレビ編は、ぐっと時代を遡り、ペキンパーが映画を撮り始める前、テレビドラマの仕事をしていた頃の作品を紹介、その原点を探ります。今はなかなか入手困難かもしれませんが、『ライフルマン』はペキンパーのファ

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