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「靖国参拝しない」と表明した野田佳彦新首相の論理破綻──「国際政治などを総合判断」ではなく「党内政治に配慮」か? 野党時代は小泉参拝の不甲斐なさを批判する「質問主意書」を提出したのに(2011年9月4日)
(画像は靖国神社の招魂斎庭)
野田佳彦内閣が発足しました。野田首相は「在任中、靖国神社を参拝しない」と表明しました。
野田首相は6年前の平成17年10月、靖国神社に社頭参拝した小泉純一郎首相に対して、「戦犯」についての認識などについて、質問主意書を提出しています。それは靖国参拝を批判するのではなく、不甲斐ない小泉参拝の尻を叩く内容でした。
質問主意書は、その前文で、小泉首相は「A級戦犯」
天皇に私なし──昭和天皇が靖国参拝をお止めになった理由?(2007年10月23日)
▼1 最後の参拝から富田メモまで、10年間のタイムラグ
10月17日から20日にかけて、靖国神社で秋の例大祭が行なわれました。前月の自民党総裁選中、「相手(中国など)の嫌がることをあえてする必要はない」と語っていた福田康夫首相は、やはり参拝しませんでした。
〈http://www.yasukuni.or.jp/index2.html〉
不参拝といえば、昭和天皇は同神社の「A級戦犯」合祀を不
キリスト教化する公的追悼行事。キャンドルともし、犠牲者慰霊。長岡市の広場で追悼式典。中越地震3年、新潟──「時事ドットコム」10月23日(平成19年10月25日)
(画像は中越地震20年の追悼式。時事通信記事から拝借しました。https://www.jiji.com/jc/article?k=2024102300658&g=soc)
時事通信によると、大きな被害をもたらした中越地震から3年を迎えた一昨日、新潟県が主催する追悼式典「追悼と復興への誓い」が長岡市の広場を会場に開かれたのですが、その儀礼はステージに犠牲者と同じ数のキャンドルが並べられ、関係者が点
大江健三郎氏『軍命令説は正当』と主張──沖縄「集団自決」訴訟で(平成19年11月10日土曜日)
昨日のMNS産経ニュース〈http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/071109/trl0711092144016-n1.htm〉によると、沖縄戦で旧日本軍が住民に集団自決を命じたとする本の記述は誤りであるとして、当時の守備隊長らが、ノーベル賞作家の大江健三郎氏と岩波書店に損害賠償や書物の出版・販売差し止めなどを求めた訴訟で、出廷した大江氏は、
「参考資料を