サンタに届く声
ふかふかの布団の中、外は静かに雪が降っています。窓から見える街の灯りがぼんやりと輝き、二人は顔を寄せ合って話し始めました。
「サンタさん、来るかな?」
「きっと、今ごろ空を飛んでるよ。」
二人はサンタさんへの手紙のことや、どんなプレゼントが届くのかをひそひそと話します。
「何が欲しいの?」
「お人形のお家。それと、お友だちも!でも、ちゃんとお願いできたかな?」
「大丈夫だよ。サンタさんは全部知ってるから。」二人は笑いあいました。
「お兄ちゃんは?」
「秘密だよ。」
「ずるい!」
そんなやり取りのあと、二人は「おやすみなさい」とつぶやき、静かな夜に夢の中へ。どこか遠くで鈴の音が響いた気がしました。
あとがき
小さい頃は寝かすのが大変で遅くまでテンションが上がったむすめたちは目をキラキラさせながらサンタさんについて話してたな~( ´∀` )
あの頃が懐かしい。
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