日だまりの縁側
おばあちゃんの手が
猫の毛を撫でていた
指紋が消えそうなほど
優しく、ゆっくりと
時を止めたように
猫はその手を受け入れて
顔を緩めて、目を細める
喉をならせながら、甘んじて
その幸せを全身で感じる
毛先に触れる指のひとつひとつ
温かく、優しく
猫の心に染み込んでいく
まるでそれが
世界で一番大切なことのように
おばあちゃんの手のひらから
静かな愛が流れ出し
猫の瞳がその愛を
しっかりと受け止める
ふわりとした温もりに包まれて
猫はまるで夢の中のよう
何も望まず、ただ
その一瞬を大切に生きる
あとがき
おばあちゃんに関わる記事を連続で拝見しまして、おばあちゃんを思い出して書いてみました🐈
おばあちゃんは猫とともに生きた人で、いつも猫と話していました😊
猫のわがままを聞くのが好きで、猫が「もういいよ」となるまで体をなでてた思い出があります(*´ω`*)ばあちゃんと長年連れ添った猫は子供が嫌いなシャムネコで、遊びに行くたびに猫と私はコタツの取り合いでしたw顔をよく引っかかれて最後まで仲良くできませんでした(*ノωノ)
今では私も猫派です。
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