この手が届く日まで

なぜ こんなにも苦しいのだろう   なぜ 心がこんなにも痛むのだろう

それはきっと、「自分が心から望む理想の人生を生きたい」と強く願っているからだろうか。

光に手を伸ばすたび 影が長くなるように
理想を持っているからこそ 苦しいんだね。

それでも まだ歩みを止めないのは
その人生のためにこうして辛くて苦しい思いを
しているのだと思うんだ。

今はまだ 遠くても 、今はまだ そんな人生を生きていなくても

この痛みさえも 生きる証というのならば 私は 進んでいこう

もしも あなたが 同じ空の下で この言葉に触れてくれたなら

どうか知ってほしい 。あなたの心が進みたいと叫ぶなら
その道を進むんだ
あなたの苦しみも あなたの涙も それはただの絶望ではなく
希望へと続く道の途中だということ。

願うほどに心が躍ってしまうならその苦しみさえも
あなたが 本当に生きたい世界を 見つけたということなんだ。

だから どうか もう少しだけ 進んでみて

私は祈っている あなたの歩む道に 狂いはないんだと。

あとがき

どこで見たのか、もう定かじゃないけど。誰かが言ってた
「理由はわかんないけど、生きることが苦しい」と。
その言葉が頭から離れなかった。

その苦しみが、人生のズレとなるならきっと心が泣いている
でもその苦しみさえも心躍るなら　心が叫びたがっているなら
前に進むしか道はないだろう

私も苦しい、やりたいことをやることだけでは生きてはいけない
だけど、夢を見つけてしまったから、この苦しみさも愛しい
この時間が嬉しい

夢をみつけてしまったから。