みんな大好きドラえもん。
■『のび太の地球交響楽』。
・最近のニュース、「ベトナム史上最もヒットしたアニメ映画/ドラえもん『のび太の地球交響楽』の興行収入6.1億円」。
・独立系の興行収入観察サイト『Box Office Vietnam』によると「『のび太の地球交響楽』は2024年5月1日に6148万円、2日に4919万円の興行収入を上げ、2位『ザ・ガーフィールド・ムービー』の2倍の売上を記録」している。
■コナンの興行収入を超える。
・また『のび太の地球交響楽』は「藤子・F・不二雄の生誕90周年を記念して制作された作品で多くの注目を集め、子どものファンだけではなく、ベトナムの老若男女多くの観客がチケットを購入した」とされる。
・「ドラえもんの第43作目のこの同アニメ映画の興行収入は10日間で6億1489万円を達成しベトナム史上最もヒットしたアニメ映画となり、2023年に公開された『名探偵コナン: 黒鉄の魚影』の興行収入5.9億円を破った」。
■本屋でも大人気。
・余談、ベトナムに暮らし始めた頃から日本のアニメはベトナム人にかなり人気のコンテンツである事を知らされる。私は聞いてないのに、彼らは私が日本人と分かると「日本のアニメが好きだっ!コナン、ドラえもん、ドラゴンボール、日本のアニメは素晴らしいっ」と嬉しそうに話してくれる。
・先日、ローカルの本屋に訪れた。当然全てベトナム語だが子供向けの教育本、ビジネス本、伝記等様々なジャンルが陳列されている。またマンガコーナーにはドラえもん漫画、ドラえもんキャラクターグッズ等がかなりのスペースを設けて販売されていた。
・ドラえもん漫画一冊の値段を確認すると100円程となっていた。中古ではなく新品でこの金額であった。版権等がどう絡んでいるのか分からないが、日本人として多くの外国人にドラえもんが読まれる事は大変嬉しい。優しさ、勇気、切なさ、希望や夢を描く大切さ等を教えてくれるドラえもんはベトナムでも大人気なのだ。