原風景蘇るデザート。

■ベトナムのプリン『アジアのデザートTOP100』に選出。
・最近の話題（2024年02月24日付）、「ベトナムのプリン『バインフラン（Bánh flan）』は、『Taste Atlas』でアジアで最も美味しいデザートTOP100に選出された」。
・本ランクは世界中の約1万5000人の食通、料理専門家、シェフの評価に基づく。

■南部バインフラン、北部カラメン。
・『バインフラン』はベトナムから選出された唯一のデザートで87位にランクイン。ちなみベトナムのプリンを南部では『バインフラン』と呼び、北部では『カラメン（Caramen）』の呼び方で親しまれる。
・見た目は昔懐かしい日本の『プッチンプリン』に似ており、主な材料は卵、牛乳、砂糖、バニラとで余計な調味料が使用されていないゆえ素朴な味わいで、「クラシックで時代を超越した味わい」等と表現される。

■プリン通り。
・余談、ベトナムのプリンは街中で容易に見つけられる。個人商店、専門店、クリーニング店内にショーケースを設置しプリンを販売していたり、プリン通りと称されプリン店が軒を連ねる通りもある程だ。
・昔は当然もっと安く買えたのだが、それでも今のプリン市場価格はひとつ50円程。そうこのデザートはベトナムに深く根付いたデザートで昔から家庭で作られ人々はプリンを楽しんでいる。
・私もスポーツ後、食事後、外出中にプリンを見つけると購入しお店や家庭毎に異なるプリンの味を楽しんでいる。ベトナムの素朴で優しい味わいは幼少期母が作ってくれたデザートを想い出し、また私の原風景を蘇らせるデザートなのだ。