日本のスナック時代。
■ホーチミン市の『日本人街』再整備計画。
・最近のニュース、「ホーチミン市の『日本人街』再整備計画、総事業費2.5億円、2025年9月中の完成を目指す」。
・ベトナム交通運輸局によると同計画は「交通インフラ管理センターが主体となり同市1区に位置するタイヴァンルン通り、近代的で新鮮な姿を纏い、文化的なランドマークとして生まれ変わる」、そして「交通の流れや歩行者空間の改善を試みるもので、タイヴァンルン通りを現代的な都市景観に改装しつつ、日本風の特色を強化することを目指している」。
■更に盛上るエリアになる事を願う。
・この通りは「日本料理店やカフェなどが立ち並びベトナムにいながら日本の雰囲気を感じられる場所」として知られているが、「違法駐車や整備不足により、アクセスや利便性に問題を抱えており、これを解消するため、プロジェクトでは歩道や景観照明を含むインフラの整備を進め、歩行者の利便性を高める」計画である。
・更に「シンボリックな日本風のデザインを施した建築物や照明を導入し、夜間にも訪問者が楽しめる賑わいを演出」、「地域住民の生活の質も向上し、ホーチミン市全体の観光魅力を強化すること」等を見込んでいる。
■活気が満ち溢れる日本人街の路地。
・余談、私はめったに日本人街に出向くことはないが、来越者との食事会等をアレンジする際たまにこのエリアを利用する事がある。『日本人街』と言う位なので日本食屋が数多く点在するだけでなく本格的なイタリア、インド、韓国等の料理も堪能できる。
・またバー、スナック、カラオケ等の店舗前には夜になると、美を競い合うベトナム人女性はネオン街へ吸い込まれる男性陣を誘い、とにかく賑やかさと活気に満ち溢れる。私は歩いているだけなのにいつの間にか元気さや活力を頂いている事に気づかされるほどだ。
・呑んで歌うのは嫌いじゃない、むしろ大好きなのだが、ガヤガヤ、キャピキャピしたお店だと疲れてしまう。お店のママ、キャスト、ギャルソン、他の客と程よい距離感が心地良いのだ。しかし、そのような日本式スナック文化を取り入れた店舗をレタントンに求める事はナンセンス、と分かっているが時に日本のスナック時代の景色をレタントンの賑やかさに重ねたりしている。