腹八分目を忘れる美味しさ。
■令和のコメ騒動。
・最近のニュース、「昨年猛暑の影響で不作/『令和のコメ騒動』、在日ベトナム人も悲鳴、もち米や即席麺で凌ぐ」。
・日本各地のスーパーでお米の品薄状態が続く中「在日ベトナム人たちはもち米や即席めんで苦境を凌いでいる。日本が深刻な米不足に陥っている背景には、2023年の猛暑による不作の影響や訪日外国人の急増」等が理由として挙げられている。
■やはりお米は買えなかった。
・千葉県在住のある技能実習生(北中部地方ゲアン省出身)は「近くの売り場は米が在庫切れ、この1週間もち米でご飯を炊く。もち米は炊くと乾燥して硬くなってしまい、あまり口に合わず野菜やおかずを多めに摂る。毎日スーパーに立ち寄るが、米の棚はずっと空っぽのままだ」と話す。
・「とうとうもち米のストックが切れてしまった彼はやむを得ず即席めんで急場を凌いだ。見かねた会社の上司が助けを買って出てくれて、多くのスーパーを探したが、やはり米は買えなかった」そうだ。
■ベトナム産日本米『富士桜』。
・余談、先日東京の旧友は電話で「今ベトナムでお米は買えない、なんてことはない?」と気に掛けてくれた。そんな彼もストックのお米が切れていたが「何とか入手する事が出来た」と話す。
・ちなみに、世界のお米の種類は大きく分けて3つ1.『ジャポニカ米』、2.『インディカ米』、3.『ジャバニカ米』があり、日本は『1』、ベトナムでは『2』、『3』は東南アジア、スペイン、イタリア等で栽培されパエリヤやリゾットに用いて食べられる事が多い。
・私はベトナムで自炊中心の生活をしているが、お米はベトナム産の日本米『富士桜』(ジャポニカ種をベトナムの地で育てたお米)を5kg1200円で購入し食事を楽しんでいる。小さい頃から日本のお米を三食頂き大人になった私にとっても十分美味しく、腹八分目にしておけば良いのに、カレーを作った時にはどんぶりご飯を二杯食してしまう。「学生か」と思いながら。