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ベトナム人のルーツ。

■新設外資企業が増加。
・最近のニュース(2024年2月15日付)、「2023年1月ベトナムでの新設外資企業290件(前年同月比+80%増)うちHCM市最多112件」。
・ちなみに、12月の新設外資企業273件(前年同月比+25%増)となる。
・上述の数値をもう少し細かく見てみる。計画投資局のデータより、「2024年1月ベトナム全国で新規設立された外資企業および支店、営業所、駐在員事務所の数は前月比+6.23%増、前年同月比+80.12%増の290件で、うち会社が271件、営業所が10件、駐在員事務所が6件、支店が3件」となった。

■投資先人気は北部紅河デルタ。
・地域別では「ホーチミン市最多の112件で最多。北部紅河デルタ地方バクニン省36件、ハノイ市35件、北部紅河デルタ地方ハイフォン市13件、南部メコンデルタ地方ロンアン省10件、東南部地方ビンズオン省9件、東北部地方バクザン省9件」となり、「『北部紅河デルタ』が投資先として人気」となった。
・余談、『紅河デルタ』はホン川デルタとも呼ばれ「紅河とその支流がタイビン川と合流することで形成されたベトナム北部の平坦な低地」となるこの地域は15,000平方キロメートルに及び人口が密集する。また、農業も盛んな地域で国土の大部分は稲作に当てられ、8省と2市(首都ハノイ、ハイフォン港)がデルタ地帯を形成する。

■ベトナム民族の故地。
・ちなみに、紅河デルタはベトナム人発祥の地であり『水上人形劇』はここの水田で生まれた。この地域はベトナム戦争中に米軍機による爆撃を受けており、ユネスコの人間と生物圏プログラムの一環として、2004年に紅河デルタ生物圏保護区に指定される。
・ベトナム人のルーツ/ベトナム民族の故地は北部紅河デルタにあり。私はハノイやハイフォンへは今でも訪れる機会があるので次回この地を訪れる際改めて歴史背景に想いを馳せ過去の光で現在の景色を照らし見つめてみたい。

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