仕様書の重要性。
みなさん、仕様書ちゃんと作っていますか??
僕も10年間Web制作一本でやって来たので、たくさんのお客さんとの出会いや仕事・プロジェクトをしてきました。10年間通して感じたことは、仕様書の大事さです。
初期の頃、緊急で急ぎな案件とかあった時、時短のため仕様固めや仕様書作成をせずに、70%くらい固めたものをいきなり開発着手していました。
もちろんそれで問題なく成功した例もあります。それは、ほとんどのお客さんはWeb知識は強くないので、Webのプロであるこちらで全部決定&解決してあげることで思った以上にスムーズに進めることもあります。
しかしほとんどが失敗例でした。。「認識の相違」「イメージしてたものと違うから開発費を払わない」「結局納期に間に合わずに失敗」など、たくさんの失敗例もありました。むしろ失敗が大半です。
今改めて思うと、全ての失敗は仕様書をしっかり準備しないなかったことから始まっていると思います。
仕様書があることで、全体の明確なスケジュールや機能、最終的な認識すり合わせなど、想像以上に効果を発揮します!
そのため、今ではどんなに急いでいる案件でも、まずは全体仕様書作成に時間をしっかりいただきます。お客さんが「そんな無駄な工数省いてよ。すぐ進めていいよ!」と言っても、「いえ、仕様書は認識の相違を避けるため、また開発チームの連携に必須になりますので、ここはどんなことがあろうと無くすことはできません。」と伝えています。
また急ぎの案件でも、仕様書を省くよりかは、開発側の工数効率化を図ることの方がもっとも効果的です。開発側の工数は、優先度決めや外注することで、とんでもないスピードを出すことができます。
しかしそれは、仕様書があるからできることで、仕様書がなければ、どれが優先度高く、どれを外注に出せるのか出せないのかを把握することもできません。
そのため仕様書を用意することは、Web制作では最も大事なことです!!
りゅうた