2023年2月に読んだ本
今月読んだ本の、まとめ!
① N・K・ジェミシン「輝石の空」
岩石や鉱物をモチーフにした独自設定ファンタジー三部作の完結編! 第一作「第五の季節」の時点で、練り込まれた世界観や独特の重層化された語り口によってボリューム感のある物語だったけれど、さらに空間的、時間的に様々な勢力の思惑が交錯する物語に。
これまでの物語でも描かれていた「危機に立ち向かう力を持った能力者達は、その能力故に恐れられ管理されなければならない」という作中世界の思想が挿話から垣間見えていて、「じゃあど