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昨日は「血糖値とは?」について書きました。そして最近よく聞く「血糖値スパイク」と呼ばれる症状について今日は説明したいと思います。

血糖値スパイク
「血糖値スパイク」の状態になるひとは、空腹時の血糖値は正常なので「隠れ糖尿病」ともいわれています。食後は誰でも血糖値が高くなるものですが、その上がり方、下がり方が急激なことを血糖値スパイクと言います。「スパイク」という表現は、血糖値のグラフで突然高くなり突然下がる「棘=スパイク」のような線がえがかれることに由来しています。

空腹で行う健康診断では正常と判断され、放置されるため気付かないうちに血管が高血糖によるダメージを受け、心筋梗塞、狭心症、脳梗塞、脳出血、更にはがん、認知症等のリスクが高まることが知られています。


食後の急な血糖値上昇によってインスリンが過剰に分泌されて起こる症状を説明します。

頭痛
食後血糖値と関連する頭痛には2種類あると言われています。

一つ目は低血糖から引き起こされる頭痛や吐き気です。二つ目は血糖値スパイクによる慢性的な動脈硬化により引き起こされる頭痛です。

眠気・だるさ
急な血糖上昇に対応して過剰に分泌されたインスリンにより、眠気・だるさが感じられることがあります。

気絶
過剰に分泌されたインスリンは、血糖値を急降下させたことで頭痛・眠気・だるさだけでなく低血糖状態になり、意識がもうろうとして気絶してしまうこともあります。

実は私はこの状態に以前なっていました。その時は血糖値スパイクだと自分では気付いていなくて、突然やってくる眠気に悩まされていました。また、本当に気絶するような感じで倒れ込むこともしばしばありました。でも今は、食事に気を付けるようにしてから、気絶はなくなりました。それでも時々、予期せぬ睡魔に襲われて倒れ込むことはあります。だから私は完璧に糖尿病予備軍というわけです。

7つの対策
1、朝食もちゃんと食べよう
2、糖質のとりすぎに注意
3、食べる順番に気を付ける
4、ゆっくり食べる
5、食物繊維を積極的に
6、食後に軽い運動・日常的な運動習慣を

とても基本的なことばかりが書いてあります。2番の「糖質の取りすぎに注意」ということですが、どんな食べ物に糖質がたくさん含まれているかと言いますと、「おいしいもの全般」です。世の中にあるおいしいものは、まず炭水化物だと思っておいても良いくらい、その中に糖質はたくさん含まれています。おいしいものを省こうとすると、食べるものなくなりますよ(笑) まず外食はできなくなります。必ず入ってますからね。となると、友人と食事にも行けなくなるのです。悲しいですよね。どうします?

ダイエットというほどではないにしても、食事制限は絶対必要なのです。そこで活躍してくれるのが「鶏むね肉」です。私は自炊するので、食材を見て炭水化物、糖質の少ないものを選んで調理することが可能です。でも外食の多い人は、半分諦めてください。しょうがないです。黙ってたらそのうち病気になりますよ。だからきちんと話をして、友達にも理解してもらい、協力してもらえると改善に向かうことができます。隠さず話すことが一番の解決方法です。家族へも同じです。同じメニューを続けていては、将来困るのは自分です。気付いたら改善する。それが一番です。

血糖値スパイクを甘くみてはダメです。知らず知らずのうちに血管内部がボロボロになっていくわけですから、気になることがあれば医師に相談してくださいね。



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★整体師/りょう★ピンピンコロリのいきかた(認知症予防と健康寿命を延ばす方法)
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