長生きしてはいけない時代。
人の最後は誰にも分かりません。介護で苦しんでいる人たちの声を集めると、胸が痛くなります。長生きしている高齢者は、子供や孫にとってお荷物になっている人もいるようです。すべての高齢者ではないので誤解のないようお読みください。
介護が早く終わってほしいと願っているということは、早く死んでほしいという意味になります。もし自分がそんなふうに思われているとしたら、とてもとても悲しい話です。
とても切実な声です。「『一体いつになったらこの関係から解放されるのか?』と、母が死ぬのを待っている自分がいました。」という声を聞いて、これから年老いていく側とすれば、どうすれば良いというのでしょう? これを書いた人だって、明日は我が身です。
国の制度ではどうしようもない現実がある
日本の皆保険制度は、世界でも群を抜いて素晴らしいと言われています。長寿大国日本と言われ、世界の中でも自慢できる存在になっています。さぞかし、国会議員や役所の人たちは鼻高々にしていることでしょう。
実態はどうですか?
国の施策にも本音と建て前、裏と表があります。長生きすることで子供や孫が苦しめられていることをどれだけお国の人は知っているのでしょう? いや知っているはずです。知っていても、何とも思わないのでしょう。個人的見解です。
おそらく施策的にはこれからも大きく変わらないでしょう。だとしたら、私たちが知恵を絞らなければなりません。今回引用させていただいた元の記事を下に貼りました。この人たちの声はとても切実です。国に言わせると「いろんな制度を実施しているから、それを活用してください」と言うでしょう。ごもっともです。国はちゃんとやってますと必ず言います。しかしそれではどうしようもない現実があります。
さて、これは奥深い難しい問題です。一緒に考えていくことにしましょう。今日は答えがありません。あしからず。