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脳の劣化を防ぐ秘訣、年齢を問わず大切なこと

加齢とともに脳が衰える道筋は3つ。
①病気
②脳を使わなくなること
③加齢に伴う物理的な変化

使われなくなった神経の結びつきは、弱くなり、やがて完全に切れてしまう。高校時代に必死に覚えた三角関数の公式を、卒業後は一度も使わないうちに忘れたり、対戦相手がいなくて何年も遠ざかっていたチェスの腕前が下がったりするのは、そのせいだ。

さらに、年齢を重ねると病気ではなくても神経回路の配線が劣化し、ニューロンが失われたり、残りのニューロンも、長年にわたってさらされてきた毒素やその他の化学物質の影響を受けやすくなったりする。

誰もが老化します。人は見た目を重視し、顔のしわやシミを気にしたり、髪の状態を若い時と比べてしまいがちです。外見が老化しているということは、中身も同時に老化しているはずです。

健康診断へ行き、いろんな数値を調べて悪いところがあれば医師から指導を受け、薬を飲むことはしますが、それをきっかけに運動しようとか、生活習慣を改めようとする人は少ないです。

「血管年齢90歳って言われたわ」と、70歳の人が言っていました。「だから薬飲んでるんだけど・・・」と、薬しか対処していないわけです。運動するとか、食生活を変えるとかが必要なのに、なかなかできませんよね。

脳年齢を正確に診断できるとして、実年齢より上回っている人は脳に良い運動をするかと言えば、たぶんしないです。薬に頼るだけで済ましてしまうことでしょう。

新しい経験をするたびに脳は物理的に変化する


脳のすべての部位は、何歳になっても刺激的な挑戦によって向上することができる。バランス感覚を高めたい人は、30歳でも90歳でも、太極拳を始めるとよいだろう。「Wii Sports」でボウリングをすれば、高齢者でも10代の若者と同じように、目と手の協調性や集中力を高められる。

実際にボウリングしなくても、Wii Sportsのような疑似体験でも脳が活性化するのは驚きですね。CMでは見たことありますけど、私はまだやったことありません。テニスやゴルフなどいろんなスポーツがあるそうですね。

年取ってゴルフが行けなくなった人は、Wii Sportsでも楽しめるのでしょうか?「あんな、おもちゃでは・・・」って言うかもしれませんね。じゃあ、テニスやボクシングのような他のスポーツに取り組めばいいわけですよね。

ラットにカラフルなおもちゃをたくさん与えても、しばらくすると飽きてしまう。こうしたおもちゃで遊んでいても、使い古された神経回路に同じ刺激を受けるだけで、新たな刺激にはならないからだ。年齢に関係なく、新しい体験(や新しい学習方法)は脳に新しい神経の結びつきを作らせ、脳を鍛える。そして、脳の神経の結びつきが多ければ多いほど、加齢や病気による変化に耐えやすくなる。

今はスマホゲームもたくさんあります。私は一切しないので詳しいことは分かりませんが、スマホゲームでも脳の活性化は望めそうですよね。ただ、依存症が怖いですけど。

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★整体師/りょう★ピンピンコロリのいきかた(認知症予防と健康寿命を延ばす方法)
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