一日一万歩は、歩き過ぎ?
最近の研究で、一日一万歩は歩き過ぎで、「7500歩を超えると平均寿命を伸ばす効果はほぼ変わらなくなる」という論文が発表されました。
この論文では「死亡率」のことを言っていて、寿命の話です。この記事を鵜呑みにして、「4400歩でいいんだったら今日からそうしよう」と思われたとしたら、それは間違うことになると思います。
だいたい目標達成はしない
まずどんな物事においても目標達成することは、ほぼないと思います。私だけかもしれませんが、目標達成したことはありません。だから、4400歩に設定したいのであれば、目標は6000歩とか7000歩くらいにしなければ、4400歩に達するのは難しいと考えるのが普通かなと思います。
また、同じ6000歩でも、平坦な道と山では運動効果が全然違います。同じ歩くなら、山を歩いた方が筋力は鍛えられるのは歴然としているでしょう。
そして「歩くスピードも寿命には関係ない」と書いてあります。本当にそうなのでしょうか? 私はちょっと疑問に感じます。
18000人を4年間も追跡調査した結果だと言われたら、信じるしかないですよね。でも信じがたい(笑)
健康寿命を伸ばしたい
ところでもっと大事なことを見落としてはいけませんよね。「寿命に関係ない」ということが書いてあるだけで、それは「健康寿命」とは書いてないわけです。
私たちは、健康寿命を伸ばしたいわけです。ただただ寿命を伸ばしたいわけではないので、「この論文記事は気にすることはない」ということになりますよね。さらに、こんな記事もありました。
こんなふうに「歩き過ぎ」と言われてしまうと、歩く気力がなくなりませんか? もしかしたら、健康寿命を伸ばしたくない、悪徳組織の仕業がこう言っているのではないかと思えてしまいます。
運動しすぎるとがんになるとまで書かれています。どうしますか? そんなこと言っていたら、マラソンしている中高年ランナーはみんながんになってしまうことになります。他にもウォーキング1万歩どころか、ロードバイクやテニス、卓球、水泳、登山その他いろんなスポーツ愛好家を敵に回す言葉になります。
やっぱり何かの策略だとしか思えないのですが、どう思いますか? 私は運動と体のケアをしっかりセットで行えば大丈夫だと考えます。体のケアをせずに運動ばかりするからダメなんじゃないでしょうか?