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ローマは一日にして成らず〜大器晩成思考〜

イタリアの首都ローマ。

私も大学の卒業旅行で訪問しました。
有名な観光スポットである「コロッセオ」
当時撮影した写真です。

何回見ても美しく、まさにローマを象徴する偉大
な建造物です。

このイタリア首都ローマにまつわる名言で

『ローマは一日にしてならず』
Rome was not built in a day

という有名な言葉があります。

大事業は長年の努力なしでは成し遂げることが
できないということの例えです。

まさに、先ほどのローマを象徴するコロッセオは
どれだけの年月がかかったのでしょう。

意味はもっと深い部分にあります。

かつてローマ帝国が大帝国として繁栄し、
名を馳せたのは紀元前27年です。

ローマ帝国の先駆けは、イタリア半島にあった
小さな都市国家であり、半島全域を征服後、
徐々に勢力を拡大し、巨大国家「ローマ帝国」を
築き上げました。

先駆けの小さな都市国家で合った時代は
紀元前509年がスタートと言われています。

世界史では知らない人はいないローマ帝国も、
約500年の年月をかけ帝国を形成しています。

令和の現在、人生100年時代と言われていますが、
ローマ帝国完成までには人生5回分必要です。笑


それくらい大事業を成し遂げるには、長い月日
である「時間」とその間の「弛まぬ努力」が必要
ということです。

よく三日坊主というふうに言われますが、
自分の行っていることに対してのベネフィットが
なかなか得られず短期間で行動を中止してしまう
人がいます。

自分の成し遂げたいことが大きければ大きいほど
時間と努力が必要なのは当然です。

そこを分かってはいても、継続できないのが
人間の本質にある「怠惰」な部分です。

では、成し遂げるためにはどうすれば、時間と
努力を捧げることができるのでしょうか。

私個人としての答えは、

『目的と目標設定』


がすべてだと思っています。

目的と目標の違いについては、過去記事で記載
していますのでご覧ください。

この「目的」を何に置くかによって、すべては
決まるといっても過言ではないほど重要です。

その目的を達成するために「目標」を設定して
いくわけですから、目的が定まっていなければ
道なき道をひたすら進んでいるようなものです。

自身の成し遂げたい目標のまだ先にある「目的」
をしっかり確固たるものにすれば、ブレることは
なく、それに向かって継続的な努力を行うことが
できると考えます。

この毎日noteも「毎日noteを書く」という
ただの目標でしかなく、その先の目的があるから
こそ継続ができています。

そのため、大きなことを成し遂げるには、
目的を固めて小さな目標を一つずつクリアして
いくこで、気付けば達成しているという状態に
あるでしょう。

ローマ帝国の目的はわかりませんが、
「世界一の帝国になる」という目的としたら、
それに向けて「○○地域を征服する」とか
小さな目標を達成していき、気づけば帝国が
完成したといったことではないでしょうか。

ぜひ目的を設定して、継続的な努力を長期目線
で行っていきましょう。


また、「ローマは一日にして成らず」の類義的な
言葉で好きな言葉があります。

「大器晩成」

大きな器は完成するまでに時間がかかるという
ことを例え、真に偉大な人物も普通より遅れて
完成するということを指します。

私自分自身も大器晩成型だと自分を鼓舞して、
日々目の前の目標を目的に向かってトライ&
エラーしています。このnoteもそうですね。

私もいつか人生のタイミングで才能を開花させ、
自分も周りも幸せにできる人物になりたいと
心から思います。そのために、今できることを
最大限努力しています。

かの有名な天才画家ゴッホも遅咲きの1人です。
37年という短い人生で、彼が画家を目指したのは
27歳の時。そのため、人生で画家として活動した
のは10年間。
人生どんなタイミングで成功するかは、誰にも
分かりません。

早くに成功を納めるのが幸せなのかというと
そうも限りません。
人生における成功や大成は、タイミングも
運命的にあるはずだと思います。

まずは、目的を持った日から愚直に目の前のこと
を取り組んでいけられたらいいなと思います。

過去記事でも記載しましたが、
『思い立ったが吉日』です。

1日1日を大切に生きていきましょう。

それでは。

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