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「直感」に耳を傾ける【言語化】

皆さんは「直感」にどういった印象を持っているだろうか。

実は私は過去に直感をテーマにした記事を書いたことがある。
(いつ書いたのか覚えていなくて、見つけるのに結構時間かかりました)


上記記事では「直感って実は最強では?」説を掲げ、記事が構成されている。そして今回も「直感」をテーマにするのだが、今回は一歩踏み込む。

「直感」に耳を傾ける


ということだ。

これは単なる「直感サイコー!」ではない。

直感の一歩先へ行こう、という意味合いが込められている。

好きな言葉がある。

「好きにならなきゃ、好きな理由はわからない」

これは、あるドラマのセリフである。

感情がなぜ動いたのか、それを言葉にするのは簡単なことではない。
まして「好きな理由」なんてなかなか説明できないものだ。

「好きになる条件」があったとしても、それは自分で認識している限りの条件にすぎない。実はこれまで考えてもみなかった「好きになる条件」が別にあるかもしれない。それを発見できるのは、「直感」に頼って人を好きになった時だけだ。

という分析は非常に面白いなと感じた。

直感を頼るからこそ、自分が実は大事にしている部分、興味がある部分が見えてくる。それはじっくり考えて考えて浮かんだものとはまた違うベクトルのものだったりもする。

新しい自分を知るきっかけにもなる。

だから直感に従うのも悪くないよね、そんな感じの解釈だろう。

・・・


直感も大事。
だから直感をなかったことにしない。

そういった思いを、これまでの記事では展開してきた。

そのうえで、「直感で選びました」だけで終わらないようにしていきたいな、と思っている今日この頃である。

一体どういう意味なのか。

例えば何かを選択するとき、直感で「これがいい!」と思うことがある。
憧れの先輩の行動を見て、直感で「すげー!」と思うことがある。

この「直感」で感じた思いは大事にする。

しかしそこで終わってはいけない、という持論がこの記事のメイン。

意識したいのは、その直感を一度持ち帰る。持ち帰って振り返って見る

「直感であれを選んだけど、どうしてだろう?」
「直感ですごい、と思ったけどなにがすごかったんだろう?」


つまり、直感の言語化だ。



「直感は特に何も考えずに浮かんでくるから直感なのであって、わざわざ言語化する必要なんてない」


そう思う人もいるかもしれない。

でも直感こそその人の本当の部分を表している気がする。

どういった価値観で行動していて、どういった部分に心を惹かれるのか。

それをわざわざ意識していなくても勝手に脳に教えてくれる。


だから直感を言語化することは、自分自身を知ることの一つになると思っている。


直感を言語化出来るようになったら、それはもう言語化マスターだ。



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塩浦良太
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