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「好き」を言葉で保存する

先日、「読書記録」の記事を投稿した。

現在続けて2冊目を読んでいるのだが(まだ途中)、それは”言葉”をテーマにした作品。

その中でこんな表現があった。

「好きは揺れる。変化する。だからその瞬間に言葉で保存する。自分の「好き」を信じるために。」

すごくいい表現だなぁ、と感じた。モヤモヤしがちというか、諦めがちな部分をうまく言語化していただいた感覚だ。

小学生時代、盛り上がっていた話のテーマ。時間が経って再会して、じゃあ同じテーマで盛り上がるかというと、そんなことはなかったりする。かつて好きだった味がある。だけど大人になってちょっと味を濃く感じてしまい、食べなくなることってある。

これは好きじゃなくなった、変わってしまった自分がよくないのか、と思ってしまう。だけどこういった「好き」の変化は至極当然で。触れていくもの、関わっている人が変化することで自然と「好き」は変わっていくものだ。

だからといって過去好きだった事実は変わることはないし、否定される理由もない。そこに「好きだった」という事実は残しておきたい。

そのために使われるのが”言葉”なんだと思う。
もちろん写真としての残し方もあると思う。記録になるから。だけど写真は音を発しない、言葉を伴わない。「思い出す」ことは出来ても、結局は見た時の感覚に委ねられる。

でも言葉はその時の想いが記されたものがそのまま時空をこえて残っていく。錆びたり、色褪せたりすることはない。しっかりと保存されるのだ。


だからnoteやSNSは書き続けていきたいし、
noteやSNSは「好き」「興味深い」で溢れたものにしていきたい!!って思う。愚痴だったり、妬み僻みだったりを言いたくなる時もあるかもしれないけど、それを見返すのは嫌だな、って気持ちがある。見た人も気持ちよくないし。

たくさんたくさん、「好き」「面白い」「興味深い」を残していくぞ。

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塩浦良太
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