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結論から書かないと伝わらない。

伝わる文章を書く上で一番大切なのは結論から書くこと

結論から書くとは、要約(あらすじ)から書くということ。

情報にはいくつもの、とらえ方があるので、結論から書く以外に効果的な伝え方はないからです。

「結論から書かないと、どれだけ伝りにくいか?」

を理解するには、ダメな文章を読んでみるのが一番だと思います。

実際に、結論からはじまらない簡単な例文を読んでみましょう。

①リンゴは赤い。
②みかんはジューシー。

ここまで読んでも、「果物について何か言いたいの?」くらいしか予想できませんよね。

③コーヒーは苦い。

③まで読むと、

「え?果物の話題じゃない?」
「好きな食べ物の話?」
「料理か何かの話題?」

と、結論(要約、あらすじ)から書かれていないため、ますます予想が難しくなります。

でも、次のように結論から書いたら伝わりませんか?

「物」には最初に連想する「代表的な性質」があると思うんですよ。
①リンゴは赤い。
②みかんはジューシー。
③コーヒーは苦い。

このように、書き手の提示する情報を、「どう理解すればいいか?」という理解の枠組みから述べることこそ、結論(要約、あらすじ)から書くということです。

このシンプルな例文で、「結論から書かないと伝わらない」ことが、よく伝わったのではないでしょうか。

まとめ

人は1行目を読んだとき、無意識に「この人はおそらく~ということを言おうとしているのだろう」と予想し、その予想をもとに、2行目を読みます。

理解の枠組み(自分が情報をどういう視点で扱っているか?)、つまり結論(要約、あらすじ)から書きはじめれば、予想の難易度は急激に下がり、伝わる文章になるわけですね。


以上、みず(@mizuxyz99)でした!

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