
noteの書き方【4】やわらかい言葉を使うと読みやすい
ご覧になっていただき、ありがとうございます。学習メディア【みちくさスタディ】・専属ライターです。
「読みやすい文章を書こう!」と思っても、なかなかうまくいかないですよね。今回は「noteの書き方シリーズ」の第4回として「簡単な言葉を使う」というテーマについてお話します。
すてきなnoteなのに、文章がかたくなってしまっていませんか?
知らないうちに、難しい言葉を使ってしまっていませんか?
誰でも今日からすぐに使える知識なので、是非チェックしてみてください。
やわらかい言葉は圧倒的に読みやすい

言葉ひとつで、文章のわかりやすさは大きくかわってきます。早速、具体例をチェックしてみましょう。
①分かりやすく伝達する手法
②わかりやすく伝える方法
パッと見でスッと頭にはいってくるのは「②わかりやすく伝える方法」ですよね。
①の「分かりやすい」が「わかりやすい」とひらがなになっているので、やわらかい感じがします。加えて「伝達」も硬すぎるので「伝える」と書いた方が、読みやすいですね。
さらに、「①手法」を「②方法」になおすと、やわらかい感じに! 漢字とひらがなのバランスだったり、言葉の選び方で、かたい文章になったり、やわらかい文章になったりするわけですね。
やわらかい言葉は「親しみ・共感」につながる

やわらかい感じのする言葉を意識的に選ぶと、伝わる文章になります。
「やわらかい感じ」には、
親しみやすい
共感しやすい
わかりやすい
といった特色があるからです。たとえば次の①、②では、どちらの方が親しみやすく、共感しやすいでしょうか?
①犬が可愛い
②犬がかわいい
たいていの人が「②犬がかわいい」を選ぶと思います。”可愛い”と”かわいい”の違いにすぎないのですが印象は大きく違ってきますね!
あるいは次の①、②では、どちらがわかりやすいでしょうか?
①合意形成が重要
②意見が合うことが大事
あきらかに②の方が「わかりやすい」ですね。やわらかい感じのする言葉を使うと、親しみやや共感、わかりやすさを出すことができるのです。
わかりやすさの大切さ
読み手にとって、わかりやすさってものすごく大切なんです。
学生時代に英語の勉強をしていて、たったひとつの英単語がわからなくて、英文を読み進められなくなったことはありませんか? 同じように、ひとつでも意味がわからない言葉があると、日本語でも読み進められなくなってしまいがち!
「わかりやすさ」って本当に大事ですね!
言葉は心に伝えるもの

やわらかい感じのする言葉は「頭」にもスッとはいってきますが、なにより「心」にもスッと入ってきます。
親しみやすかったり、共感しやすいからこそ、言葉が心に届くのです。
「執筆」と書くよりも「作文」と書いた方が心に届く感じがしませんか?
一方、難しい言葉は、頭にはなんとか入ってくるけれども、心には届きにくいもの。たとえば「理解し難い」よりも「なかなか理解できない」の方がスッと心にはいってきますよね。
頭で理解できても、心で納得できなければ、読みやすい文章とは言えません。人は文章を読んで心が動いたときに、はじめて感動したり、行動がかわったりするものだからです。
頭にも心にも届きやすいよう、やわかい感じのする言葉を、意識的に使うことが大事なのです。
まとめ
もちろん難しい言葉を使った方が意味が通じやすい場面もあるので、絶対に簡単な言葉を使わなければならないわけではありません。
ですが、なるべく簡単な言葉を選ぶと、読み手の心にしっかりと届くものなのです。
以上、みちくさスタディでした!
最後までお読みいただきありがとうございます。
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