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お金を稼ぐ【資産形成】

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仕事に関しての記事をまとめています。 自立したキャリアを得る考え方や、自分らしく豊かに暮らしていくためにお金を稼ぐことについて記事を書いていこうと思います。
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記事一覧

そもそもの需要を作るということ

そもそもの需要を作るということ

ものやサービスには需要と供給があり、希少性が高いほどその価値も上がります。

たとえば、限定生産のブランド品が高額で取引されるのは、その数が限られているためです。

これは個人が独立したり、フリーランスとして活動する際にも当てはまる考え方です。

数ある選択肢の中で、自分にしか提供できない価値を見つけることができれば、それが他との差別化となり、独自のポジションを築くことができます。

とはいえ、「

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なぜ会社員を辞めても食べていけるのか

なぜ会社員を辞めても食べていけるのか

かつての日本では「就職して定年まで働くことが安定の道」と考えられていました。
しかし、昨今はその前提が崩れつつあります。

終身雇用制度は徐々に過去のものとなり、企業の寿命も短くなってきました。

さらに、個人が独自に価値を生み出し、それを収入に変える機会が格段に増えています。

会社員を辞めても生きていける時代に突入しているのは、まさにこの「働き方の多様化」が理由です。

とはいえ、いきなり「会

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自分だけの付加価値を生み出していく方法

自分だけの付加価値を生み出していく方法

個人が付加価値を生み出すことを考えるとき、まず注目すべきは「付加価値に正解があるのか」という問いです。

そもそも価値とは、誰がそれを価値と判断するかによって大きく変わります。

社会情勢や組織の状況、文化的な背景によってその意味が揺らぐことも少なくありません。

さらに、時にその価値が金銭的な利益につながることもありますが、価値=お金という単純な関係ではありません。

資本主義社会において、付加

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個人で働く時「何を」売るべきか

個人で働く時「何を」売るべきか

会社を辞めて個人で働こうと決意した時、最初に誰もがぶつかる壁は「何を売るか」ということです。

会社員であれば、役割が決まっており、やるべきことが与えられます。

個人で働くとなると、すべての決断を自分でしなければなりません。

「どんな商品を提供するか?」「自分に何ができるのか?」といった問いが浮かび、思考が迷路にはまり込むことがあります。

しかも、世の中にはすでに多くの商品やサービスが存在し

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個人が長期的に安定した収入を得る方法

個人が長期的に安定した収入を得る方法

noteで記事を書き始めるとき、何時間もかけたものが読んでもらえるのか、有料記事にして本当に購入してもらえるのか、不安が常につきまといました。

ですが、その不安を飲み込みながら、試行錯誤を重ね、ついに一本の有料記事を作り上げます。

そして、実際に記事が売れた瞬間。

その喜びは、初めて会社から給料をもらった時よりも大きなものでした。

自分の力で生み出したものが、誰かに価値を感じてもらい、お金

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なぜあの人は好きなことで生きていけるのか

なぜあの人は好きなことで生きていけるのか

生活していて、なぜあの人は好きなことをして生きていけるのかと思ったことがあります。

ある時、同僚が仕事中に、転職の話を急にし出しました。
「実は転職することにした」といっていました。

私はとても驚きました、その友達は今の仕事なもやりがいを持って働いており、楽しく生活しているように見えたからです。

実際に友達が転職した後に、ご飯に行って近況を聞くとやはり楽しそうにイキイキとした様子でした。

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「成功」の再定義、生きがいを求めて

現代社会では「成功」の定義が大きく変化していると思います。

かつての成功とは、「大企業に就職し、昇進して家や車を手に入れる」といった、社会的な地位や物質的な豊かさを象徴するものでした。

しかし、時代が成熟し、物質的な欲求がある程度満たされた今、人々は外面的な成功よりも「自己実現」や「生きがい」を求めるようになっています。

この変化を説明する上で、心理学者アブラハム・マズローの「欲求段階説」が

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自由な生き方を得る思考法

自由な生き方を得る思考法

誰でも自由に生き、自分らしいライフスタイルを手に入れる絶好のチャンスがあると思います。

働き方に関しても選択肢が増え、多様なライフスタイルが認められるようになりました。

テレワークやフリーランス、複業など、かつては一部の人だけが選んでいた働き方が、今では誰でも挑戦できる時代です。
まさに「働き方の自由」が広がっています。

そんな中で、私も自分の自由な生き方を追い求めてきました。

しかし、な

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仕事やキャリアにおける「やりたいこと」の見つけ方

仕事やキャリアにおける「やりたいこと」の見つけ方

やりたいことを見つけるのは、簡単なようでとても難しいと常に感じます。

特に仕事やキャリアの文脈で考えると、「これが本当に自分のやりたいことなのだろうか?」と悩んでしまうことがあります。

趣味や好きなことを見つけるのは比較的簡単かもしれません。

たとえば、コーヒーが好きな人ならお気に入りのカフェで過ごす時間がしあわせでしょうし、ゲームが好きな人は新しいゲームを楽しむことで満たされます。

しか

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「競争しない」という戦略

「競争しない」という戦略

現代の社会では、競争が生きる上で避けられないもののように感じられることが多いです。

学生時代には学力やスポーツの成績で競い合い、社会に出れば業績や評価が成果を左右します。

競争した先に待っている未来は、また別の競争。
学生から社会人になっても、競争から逃れることはできません。

どんな場面でも他人との優劣が求められ、そこで結果を出し続けなければなりません。

「競争に勝つこと」が成功だと思われ

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楽して稼げることはあるが時間は無駄になる

楽して稼げることはあるが時間は無駄になる

「楽して稼げることはない」と、これまで何度も言われてきました。

確かに、アルバイトでも正社員でも業務には責任が伴い、楽なことばかりではありません。

これまでの経験から、その考えに納得することも多くありました。

会社で働いていると、クライアントに価値を提供することが求められますし、業務に慣れるまでには努力が必要です。

職場の環境が良かったり、業界の閑散期などで「暇だ」と感じることもありました

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個人ビジネスでのSNS運用以前のはなし

個人ビジネスでのSNS運用以前のはなし

個人でビジネスをやろうと考えたとき、切っても切れないのがSNSです。

今の時代、個人で収益を得るとなると、必ずと言っていいほどSNSの活用が求められます。
情報発信を通じて認知を広げ、収益につなげる手法が主流だからです。

SNSと聞くと、インフルエンサーになって広告収入を得る、アフィリエイトで数百万稼ぐといった話がよく目に入ります。

ビジネス系の発信では「フォロワーを増やしてマネタイズ!」と

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無理なく日常に寄り添う経済的自立プラン

私は数年前からFIREという考え方に興味を持ち始めました。

そのきっかけは、自分の将来に対する不安と、自由な時間をもっと持ちたいという思いからでした。

特に「経済的自立(FI)」に惹かれたのは、自分の生活費を資産から賄えるようになれば、選択肢を持ち、自由度の高い人生をコントロールできると思ったからです。

ただ、「早期退職(RE)」となると、資産がどれだけ必要なのか、また老後や突発的な出費にど

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仕事において本当の安定とは何か

仕事において本当の安定とは何か

欧州やアメリカでは、正社員であっても解雇が比較的容易である国が多く、いわゆる「安定した雇用」を前提とした働き方は現実的ではありません。

例えばアメリカでは、労働契約が基本的に「雇用随意(at-will employment)」とされており、会社側は経営上の理由で比較的簡単に従業員を解雇することができます。

こうした仕組みが背景にあるため、安定した職場環境を前提にキャリアを築くという考え方は、欧

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