順調に進んでいる日々
年度末と年度始めの慌ただしさも、ようやく落ち着いてきて、新しい環境にも思ったより早く適応できた。
小国の宿命シリーズも、キリよく江戸時代の始まりまで到達したので、いよいよ5月からは、江戸→明治→大正→昭和と、400年前の時代からスタートである。
徳川家康から始まる15代の将軍、幕末と明治維新、日清日露戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦と、一気に歴史が身近に感じられる。
一方で、徒然草シリーズは、すでに小国の宿命シリーズでは終わっている鎌倉時代から室町時代にかけての人々の生活を、文章を通して垣間見ることができる。
どちらのシリーズも、昔の人間の生きざまだったり、ものの考え方だったりが「歴史」というフィルターを通して伝わってくる。
現代に生きる私たちに当てはまることもあれば、今ではあり得ないこともある。
引き続き、そのおもしろさをみなさんと共有できればと思っている。
小国の宿命シリーズは、5月8日から再開し、また2週間で区切りを入れる。江戸時代なら、家光か綱吉の時代あたりまでいくだろうか。
さて、いよいよ今週末からゴールデンウィークである。
今年は、インバウンドに加えて、国内需要もV字回復しているから、公共交通機関も高速道路も大混雑しそうである。
私は、今回は旅行ではなく、気心の知れた人と、日替わりでランチや飲み会、カラオケの予定である。
どこかへ行っても(大混雑で)ストレス発散にならないだろうから、同じような考えの人と1対1で、ゆっくりと時間を忘れて過ごしたい。
歳を取ったら、いつの間にか周りの人間が、病気になったり急逝したりして、もっと語らいたかったという後悔や寂しさを経験するようになる。
加えて、自分自身の親の介護が必要となれば、とてもじゃないが、人生100年時代と言っても、お先真っ暗である。
親だって長生きできてしまう時代なのだから。
そういうふうに、先の先を読んで、今現在をどう生きるか、どう時間を使うか、体が動くうちに考えて計画するのが、少しでも思いどおりに生きられるようになる秘訣なのである。