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【薬食同源】体質別おすすめ薬膳スープ。
中国の病院で知った体質別のおすすめレシピについて、まだ全部は試せていないのですが、備忘録的な記事を書いておこうと思います。
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体質は五タイプに分けられており、タイプ別におすすめレシピがあるようです。
(一)陽虚タイプ→当帰生姜羊肉スープ
陽虚タイプは、体を温める力が弱い体質。服を人より沢山着こみがち。夏はエアコンが嫌い。静かにしているのが好き。冷たいものを食べたり飲むと体調を崩す。便秘気味。小便の色が薄く、量が多い。内向的な性格。
このタイプには、
「当帰生姜羊肉スープ」がおすすめ。
材料;羊肉300g、生姜50g、当帰(とうき)30g。お好みでナツメ、クコの実。
YouTubeに作り方がありました。
(二)痰湿タイプ→スペアリブ薬膳スープ
痰湿タイプは、肥満体形で、腹部が膨れていて柔らかく、汗っかき。手足のだるさ、痛みを感じることが多く、顔に油の層があるように感じる。口の中がネバネバしている。舌苔に厚みがある。性格は優しい。
このタイプには、
「スペアリブ薬膳スープ」がおすすめ。
これは自分で作ってみました。記事はこちらを。
(三)気虚タイプ
気虚タイプは、疲れやすく、性格は内向的な人が多い。
このタイプにはおすすめのレシピがなかったのですが、食材の一覧がありました。これらの食材です。
食材;うるち米、もち米、粟、きび、小麦、山芋、じゃがいも、にんじん、椎茸、豆腐、鶏肉、うさぎ肉、ガチョウの肉。
これらの食材を組み合わせた料理がいいようです。
(四)陰虚タイプ→ナマコと百合根のスープ
陰虚タイプは、痩せ型で、手足が熱を持ちやすい。顔は紅潮気味。夏の暑さに弱い。ドライアイになりやすく、喉が乾きやすい。皮膚も乾燥気味。性格はせっかちで社交的。
このタイプには、
「ナマコと百合根のスープ(海参百合羹)」がおすすめ。
材料;ナマコ1匹、豚肉150g(ひき肉でも良い)、百合根50g、卵2個、好みのキノコ5個、筍50g、小ネギ、生姜。
こちらも、youtubeに作り方がありました。
ナマコをネギと生姜と一緒に湯がく下ごしらえが必要みたいです。
(五)湿熱タイプ→ドブクリョウと草亀のスープ
湿熱タイプは、顔が油っぽくてかっていて、ニキビができやすい。口の中が苦く口臭があり、大便に粘り気がある。小便が熱っぽく黄色い。女性は黄色のおりものができやすく、男性は陰嚢が湿っぽく多汗。
このタイプには、
「ドブクリョウと草亀のスープ(土茯苓草亀湯)」がおすすめ。
材料;草亀一匹、土茯苓100g、豚肉100g、ネギ、生姜。
こちらも、YouTubeの作り方がありました。
この動画を見ると、やはり亀肉は最初に別途湯がいているのと、ナツメやコショウを入れたり、料理酒を入れたりしています。
そもそも、亀肉は中国ではマーケットで売っていますが、日本で作るならすっぽんで代替でしょうか?となると、高級料理ですね。
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亀スープを作ってみたいと思ったのですが、妻に作ってあげると言ったところ、「亀は食べない!」と拒絶されてしまいました(笑)。