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本の要約、感想、書評

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読んだ本の要約、感想、書評です。
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2024年12月の記事一覧

【書評】井筒俊彦『意識と本質』を読めるような人に憧れる

ロッシーです。 井筒俊彦『意識と本質』を読みました(少し)。 『意識と本質』は、哲学者・…

ロッシー
2か月前
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【書評】オイゲン・ヘリゲル『弓と禅』は、スターウォーズのジェダイ育成と同じ話だっ…

ロッシーです。 オイゲン・ヘリゲルの『弓と禅』を読みました。 本書『弓と禅』は、一言で言…

ロッシー
2か月前
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【書評】田村耕太郎『頭に来てもアホとは戦うな!』を読む。アホと戦ったらアホですよ

ロッシーです。 『頭に来てもアホとは戦うな!』(田村耕太郎著)を読みました。 もともと、…

ロッシー
2か月前
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【書評】遠藤周作『沈黙』を読む。沈黙するからこそ神

ロッシーです。 遠藤周作の『沈黙』読んだことありますか? なんとなく「タイトルは知ってい…

ロッシー
2か月前
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【書評】秘伝書『猫の妙術』を読む。猫のように仕事をすればうまくいく。

ロッシーです。 佚斎 樗山(いっさいちょざん)の『猫の妙術』を読みました。 剣術の秘伝書 …

ロッシー
2か月前
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【書評】三島由紀夫『仮面の告白』を読み、知らない世界へ没入体験する

ロッシーです。 三島由紀夫の『仮面の告白』を読みました。 三島由紀夫の著作において、本書…

ロッシー
2か月前
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【書評】オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』は、イケメンが過度な承認欲求で身を滅ぼす話

ロッシーです。 オスカー・ワイルドの『ドリアン・グレイの肖像』を読みました。 想像以上に面白い作品でした! 130年前の作品だとは思えません。 ざっくりとしたあらすじは、以下のとおりです。 「美しい青年ドリアン・グレイが、自身の肖像画に老いや罪を負わせ、自身は永遠の若さを保つが、彼は堕落した生活を送り、自らの美に執着する。自分の罪が刻まれた肖像画に耐えきれなくなり破壊しようとした瞬間、彼は命を落とし、醜く老いた姿で発見される。」 この作品を読んで、「まさに現代に通じ