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未知の領域は、Doから始めよ

地方創生に触れたい、
マスマーケターの私が

丸の内プラチナ大学という、
市民大学に通い出しまして、

今回はDay2のレポートになります。

前回Day1の記事はこちら。

Day2の講義の舞台は、
宮崎県。


宮崎県について

冒頭に宮崎県東京事務所の深田さんより
宮崎県について簡単な解説。

宮崎県のコンセプトは、
「日本のひなた宮崎県」


そもそも県にコンセプトが存在しているなんて
知らなかったので、そこに驚き。

住んでいる千葉県のコンセプトを調べてみたら、
2023年の150周年記念の時のものを見つけた。

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東京の隣接性を意識しつつ、
千葉の豊かな自然環境(海、里山、川、水辺)を活かす。
\

うーん、これはコンセプトではない笑

宮崎県のコンセプトは、
気候の温かさ、人の穏やかさが伝わり、
一気に親しみが増しました。


日向と呼ばれるほど
豊かな太陽の恵みのおかげで、
きゅうりやピーマンを始めとした

沢山の農作物で、
生活を支えてくださっているそうで。

次から野菜を買うときは、
産地に注目せねばです。

五ヶ瀬町とは?

五ヶ瀬町は高千穂町のお隣。

そこから、
とってもかわいらしい、
でもとっても芯の強い、

女性経営者の
藤木さんが来てくださいました。


ここには、4億3千万年前に隆起した、
日本最古の山、祇園山があり、

その地下をくぐり抜けて出てきた
綺麗すぎる天然水で、
藤木さんはトマトの栽培をされています。

そして、そのトマトを使った
イタリア料理を提供するレストラン、
さらにはそこにお宿も併設。

農・食・観光

を一貫して体験できる場所。

まるで、宮崎の山の中に
小さいイタリアが再現されたような
美しい場所です。

宮崎に、イタリアの風を


華々しい実績は、
興味深いキャリアからスタート。

ご実家のガソリンスタンドを営む会社に、
ご本人の同意なく、
突然入社させられてしまったそう。

「ここで自分は何ができるか?」をひたすら考えた日々の中で、

イタリアの「死にゆく街」を知り、これだ!となったそう。

死にゆく街の解説はこちらから。

住民として登録されているのは
数人の村に、
世界中から人が訪れるんですって。行ってみたい!

藤木さんがすごいのはここからで、

なんと年子&双子のお子さん3人を抱えて、
イタリアに留学!

3歳児1人の世話でも目が回る私には、
想像すらできない、
行動力と決断力・・!

農・食・観光

イタリアで「アグリツーリズモ」という
概念に出会い、

トマト農家×レストラン×ホテル
を実現すべく奮闘され、

宮崎県でトスカーナの風を吹かせる
場所を作り上げました。

人生の三かく


藤木さんの挑戦は、
全て「やったことがない。やりかたすら、わからない」
そんなことばかり。

普通は諦めてしまいそうな、
壮大な挑戦を、どうカタチにしていったのか。

そのコアが「人生の3かく」

1.   恥をかく
知らないことを学ぶ。 知ったかぶりをしない。

2.汗をかく
体を使って自分に落として考えていること。

3.字を書く
学ぶこと、学び続けること。

この三つのかくを動かす最初の一歩は、

【やりたいことを言葉にする。】ということ。

藤木さんの元にはその人柄もあって、
いろんなところで人の縁がつながり

どうしたらできるのか、
わからないコトのヒントが舞い込む。

そして3つのかくを、
どんどん回していく。

特に印象的だった一言は、

「人からイイと言われても、
自分でやってみないとわからないから」

つまり2つめの「汗をかく」を
すごく大切にされていたこと。


他人のアドバイスを受け入れつつ、

鵜呑みにはしない。

自分でやって確かめる。


そのサイクルが、
宮崎県に
トスカーナの風を呼び込んだのです。

PDCAでは、ない。

話を聞いていて感じたことは、
PDCAではなく、DCAPの順だということ。

D まず、やってみて
C 情報収集、分析をして
A またやり直しながら、
P 計画を立てたり調整する

面白いなぁと思って調べてみたら、
この方法は

未知の領域にチャレンジするときに
向いているそう。

例えば、
サッカーを始めたい子供が、
最初にするのは、

ルールを覚えたり、
勝つための戦術を学ぶことではなく、

ボールを蹴ること。

そんなイメージ。

私も、

「自分がやりたいことは何なんだろう」

「自分が世の中に対して
提供できる価値はなんだろう」

ということを常に考えながら、
自分の仕事を模索する日々。

その中で、
やる前に考えていたことと、

やってみて感じたことは、

イコール=でないことも、たくさん。


副業をしてみて、
SNSや、ネットだけで完結するビジネスは、
どうも自分に合わないな。

マスマーケターとしてのスキルが
活かしきれていないな。

お客様に喜んでいただけたのは、
心から嬉しかったのだけど、

どこか拭いきれない
違和感を感じていたところ。


やってみて、体感して、チューニングして、
そしてやり直す。

今私はチューニングの時期。

ボールを蹴りながら、考えたらいい。

きっと大丈夫、間違ってないはず。

そう言ってもらえた気がしました。

とりあえず、言ってみる


すごいことをしている人は、特別な人。
自分とは違う、特殊な人。

そう思い込んでしまう。

むしろそう思っていた方が、
自分を守れて楽だから。


でも藤木さんお話は、
決して超人めいたものではなく

(イタリアに子供3人連れて留学は
さすがに超人的だったけど笑)


普通の一歩をやり続けることの大切さを
伝えてくれたものでした。


「関わる人が幸せになってほしい」
という

まっすぐで温かいお気持ちが原動力。

そして「やってみたい!」を口にするのが、
最初の1歩。

言うだけタダ。
それでも大きな1歩。

一番最初の、
ボールの蹴り方。


そう思うと、
次の1歩のステップが
軽やかになりそうです。


次の大きな目標、

【日本一のトマトソース】

どんな道のりで進んで行かれるのか、
影ながら応援させてください!

講義後のお楽しみ


今回の食体験はこちら。



トマトのガスパチョは、
風味がすごく豊かでみずみずしく、

ジビエソースはチキンに奥ゆかしい
旨みを与えてくれました。

ナイアガラも焼酎も美味しかったーー!!

お話しを聞いて、
学べて、
想いを感じて、
美味しいものを食べる。

五感で楽しめる講義、最高です…!!

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