ローリーポーリー

冬より夏 猫より犬 パンよりごはん 山より海 北より南 ロングヘアよりショートヘア 花より団子 心に残った日々のできごとや過去のできごとを忘れないために。

ローリーポーリー

冬より夏 猫より犬 パンよりごはん 山より海 北より南 ロングヘアよりショートヘア 花より団子 心に残った日々のできごとや過去のできごとを忘れないために。

最近の記事

好きなドラマ『団地のふたり』

ああ、終わってしまった。仕事の定休が日月水の私は、日曜日に録画したこのドラマを、月曜日の午後にまったりと見るのが、この2ヶ月余りの楽しみだった。 『団地のふたり』は、実家である団地に住む、のえち(キョンキョン)となっちゃん(小林聡美)の、ともに55才の幼なじみが繰り広げる日常が、何ともほんわかと楽しげなドラマで、このドラマを見る時間は貴重なくつろぎタイムだった。 昭和感満載の同じ団地の同じ間取りを、登場人物がそれぞれに工夫して住んでるところも楽しくて、うきうきして見てたし

    • 映画『ブルーピリオド 』を観た

      8月に入って、なんだかんだあってなかなか行けなかったけど、ついに行ってきた。 ※ネタバレ、ちょっとあります 映画『ブルーピリオド 』は、漫画をさらっとなぞってて、ストーリーを妙に変えたり、誇張してるところがなくてよかったなあ。まあ、ちょこちょこ違うとこはあったけど。 キャストもイメージどおりで、私は八虎がよかったなあと思う。それと大葉先生。森先輩もいい感じだった。 私は漫画では、八虎が受験直前に、高校でのなかよし4人組のひとりの恋ちゃんに出会ってラーメン屋で話すシーン

      • きゅうり

        夏の野菜と言えば、きゅうりかなと思う。大きく切って、海苔を巻いて、醤油をつけて食べる。これは、村上春樹作『ノルウェイの森』に出てきた食べ方で、食べ始めると、ひとりで2,3本は食べてしまえる。このように新鮮なきゅうりは手をかけずとも、そのままで充分おいしい。けれどきゅうりは火を入れるとまたおいしいのだ。 ということで、「きゅうりのペペロンチーノ」を紹介したい。 [2,3人分]  きゅうり 2本  豚ミンチ 150〜200g  にんにく 1片(もっと多くてもいい)  しょうが

        • ドゥービー・ブラザーズを聴きながらタコライスを作る

          1年以上前になる。note で、The Doobie Brothers の 「South City Midnight Lady」の歌詞和訳の記事を読んで、そうだ私はこのアルバムの中でこの曲がいちばん好きだったんだ、と思い出した。高校生の頃だった。その頃はCDではなく、レコードだった。レンタルもなかったから、お小遣いで買っては、擦り切れるほど聴いていた。わあ、懐かしい。今はサブスクで簡単に手に入れられる。やっぱり今聴いてもいいやん、ドゥービー。 私は音楽を聴きながら作業をする

          たまにはサボろう

          私の仕事は音楽教室勤務。平日は15時から21時。土曜は10時半から19時。週4曜日を月3回。だから働いているのは月12日だけである。楽と言えば楽だが、家事だってしなくちゃならん。仕事のあるときは晩ごはんを作り置きしなくちゃならん。おまけに習い事もあるし、遊びにも行く。 何かと忙しいくせに、私の起きる時間は定まっていない。5時ごろから起きてはりきるときもあれば、目覚めているくせに7時ごろまでぐずぐずするときもある。そんな私は目覚めたときに、今日の私は何をするんだっけ?と考える

          たまにはサボろう

          大江千里『夏の決心』

          夏休みになると、計画表を作るのが好きだった。夫と私、息子ふたり、それぞれの名前を書いて、それぞれの予定を書き入れる。完全なる手書きで、たとえばこんな感じ。 海やプール、お祭りや花火大会、私の父が持ってる山の家に行ったり、空欄が埋まるのがうれしくて楽しみで、わくわくした。 夏休みになるとなんだか盛り上がる私の気持ちに拍車をかけていたのは、息子たちが幼い頃に見ていた『ポンキッキーズ』のポンキッキーズメロディの中の一曲、大江千里の『夏の決心』だ。 計画表を作って壁に貼り、息子

          大江千里『夏の決心』

          映画『ブルーピリオド』にそなえる

          2年ほど前になるだろうか。いつもお世話になっている美容師さんからすすめられたのが、『ブルーピリオド』だ。その美容師さんとのつきあいは長く、かれこれ20年以上だ。美容室にいるあいだはお互いそれほど口数が多くないが、料理のこと、映画のこと、漫画のこと、音楽のこと、展覧会のことなど、共通の趣味の話をポツリポツリと話す。 そんな美容師さんがすすめてくれた『ブルーピリオド』だが、本屋で手に取ってみると、それほど私の好きな絵のタッチではなかったので買うことはなかった。それから1年近く過

          映画『ブルーピリオド』にそなえる

          #創作大賞感想『タクトト』

           私の大好きな旅田百子さんが『タクトト』の感想 を書いておられた。旅田さんが感想を書かれるほどの作品なら、私も読もう。そして感想を書こう。そう旅田さんの感想を読む前に。  夢を見た。夢の中では、私は母でなく父だった。なぜか私はストラップ付きのスマホケースをふたつ持っていた。ひとつは赤でもうひとつは白。 「どっちがいい?」 と聞いたら、息子は赤いほうを取った。そうか君は赤を取るんだねと思いながら息子の顔を見た。その顔は幼い日の息子のようであり、たった今の孫のようでもあった。私

          #創作大賞感想『タクトト』

          木南晴夏があふれ出る

          今シーズンのドラマはキャストがややこしい。朝ドラのお父さんが刑事になってたり、はたまた朝ドラのヒロインの同級生が犯罪者になってたり、上川隆也さんは、『花咲舞が黙ってない』の1作目ではヒロインの相方だったのに、今シーズンの2作目ではヒロインの叔父になっており、また別のドラマでは刑務官になっている。さらに矢本悠馬さん(なんの面識もないが、私の親友の娘さんと中学時代に同級生だったということで、やもっちゃんと呼んで密かに応援している)に至っては、あのドラマにもこのドラマにもそのドラマ

          木南晴夏があふれ出る

          背徳のハイボール

          4月28日から始まった私のゴールデンウィークも残すところ2日となった。今はもう夕方5時になろうとしているから2日もないのだが。 前半の3日間は長男家族と次男家族がそろって帰省し、てんやわんやのお祭り騒ぎだった。氏神さんのお祭りも重なって、神輿が家の前を通り、文字通りのお祭り騒ぎだった。息子たちが自分たちの家に戻って、改めて5月3日に次男夫婦の子ども、私にとっては孫の初節句をお嫁さんの両親も招いて我が家で祝ったので、またしてもてんやわんやのお祭り騒ぎになった。 なんだかんだ

          背徳のハイボール

          Look for the silver lining

          昨日、ようやく日曜日に放映された『さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~』の録画を見た。その中で、宮沢氷魚さん演じるトランペット奏者の森大輝が、『Look for the silver lining』を歌って奏でるシーンがあった。イントロを聴いた瞬間、あっ、チェット・ベイカー!と、画面にくぎ付けになった。ふんわりとした歌声がさらっと入ってきて、なんかよかった。 そう、私はチェット・ベイカーが大好きなのだ。大学生の頃買った『チェット・ベイカー・シングス』をどれほど聴い

          Look for the silver lining

          ひとり飲みを楽しむ

          このところ、ドラマ『居酒屋新幹線』にはまっている。眞島秀和扮する主人公が、出張帰りに、現地でお酒とおつまみ、そしてデザートまで購入して、新幹線の座席を居酒屋に見立て、ひとり飲みするというドラマだ。今日は夫が新年会で留守。新幹線の座席でひとり飲みは無理でも、家でならできる。名店の惣菜やおつまみを買うのは無理でも、残りものでいいのだ。『居酒屋新幹線』の主人公は、マイグラスやマイお皿、マイランチョンマットを用意している。私も、残りものをタッパーからきちんと器に盛るのだ。そして、SN

          ひとり飲みを楽しむ

          荒武裕一朗ソロピアノアルバム ”Country” が届いた

          30年ぶりに note を通じて再会した荒武裕一朗さんの、ソロピアノアルバムが届いた。 YouTubeで見る荒武さんは、私の知っている小学生の頃の面影そのままで、鍵盤に触れる指の形もあの頃のままで、そんな荒武さんが奏でるピアノの音色は、体中の血管を巡っていった。ああ、やっぱり私はピアノが好きで、それは一生変わらないんだろう。 このアルバムを聴いて、何を言うこともないけれど、ただ、死ぬときにはこのアルバムを聴きながら死にたいな、そう思った。

          荒武裕一朗ソロピアノアルバム ”Country” が届いた

          noteでの 出会い

          今朝、note の「あなたへのおすすめ」で出会ったのがこの記事だ。 寝起きでまだぼんやりとしていて、なんとなく「あなたへのおすすめ」を見ていたら、荒武裕一朗という名前が目についた。あっ、ゆうちゃん。 荒武さんが小学生の頃から高校に入学されるまで、縁あっておつきあいがあり、当時大学生だった私は「ゆうちゃん」と呼んでいた。年子で同学年のお姉ちゃんは、活発で運動が大好き、弟のゆうちゃんは人なつっこく、音楽が大好き。そう、あの頃から音楽のセンスがよかったなあ。人づてに大学でジャズ

          noteでの 出会い

          癒されグッズを買った

          昨日、久しぶりに生活雑貨のお店、アフタヌーンティーに行った。きっかけはあさのしずくさんの note の記事だ。ミニチュアのティーポットに、リップにも髪にも体にも使えるマルチバームが入っているのだと言う。そしてそのティーポットは、ティールームで使っているもののミニチュアなのだそう。見た瞬間に、私これ欲しい、となった。 アフタヌーンティーと言えば、まだ若かりし頃、結婚して夫の母と同居、子どもも生まれ、家事や育児になんやかんや忙しくしていたその頃、近鉄百貨店がプラッツ近鉄と名前を

          癒されグッズを買った

          音楽が聞こえてくるしあわせ

          今日と明日の2日間、梅小路公園で「京都音楽博覧会」が開催される。窓を開ければ聞こえてくる。さっきまでは羊文学のステージだった。風向きによって、またミュージシャンの声量によっては何を歌ってるかわかる。今はハナレグミが「オリビアを聴きながら」を歌ってる。 思えば私は昔から窓から聞こえてくる音が好きだった。近くの小学校の運動会の音、高校の学園祭の音、雨の音。そう、さっきから雨が降っている。久しぶりに開催された去年の音楽博覧会の日は、確か晴れていた。コロナ前に次男とその友だちが行っ

          音楽が聞こえてくるしあわせ