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2024年美術館記録まとめ

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2024年に行った美術館やら展覧会やら
運営しているクリエイター

#美術館めぐり

【どこでも】小西真奈 wherever 府中市美術館

府中市美術館の常設展示室にお馴染みの作品があり、 まとめて見たいな、と思っていた作家さん…

薪
2か月前
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【重力と】そこに光が降りてくる 青木野枝/三嶋りつ惠 東京都庭園美術館

青木野枝さんの作品が好きだ。 昨年、市原湖畔美術館で見た個展はとても良かった。 その際、…

薪
2か月前
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【明るい街】なつやすみの美術館14 河野愛「こともの、と」 和歌山県立近代美術館

1963年に和歌山県立美術館として和歌山城址近くにオープンし、1970年、和歌山県立近代美術館と…

薪
5か月前
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【レクイエム】DIC川村記念美術館「西川勝人 静寂の響き」

3月末で休館が決定しているDIC川村記念美術館へ行ってきた。 顛末が顛末なのであまり感慨には…

薪
2か月前
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【斜めから】「岡本太郎に挑む 淺井裕介・福田美蘭」展 川崎市市制100周年・開館25…

川崎の生田緑地にある川崎市岡本太郎美術館。 青山にあるのは岡本太郎記念館。 夏にヤノベケン…

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2か月前
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【変異種か亜種か】郡山市立美術館 常設展2024年度第3期

福島県立美術館から郡山市立美術館へ。 前章↓ 在来線に乗ってガタゴト1時間。郡山へ到着。 …

薪
3か月前
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【生電話システム】福島県立美術館 ポップ・アート 時代を変えた4人POP ART: THE FAB4! & 4 SPECIAL GUESTS &第Ⅲ期コレクション展

9月ぐらいに情報を聞いて気になっていた展覧会。 ちょうど新幹線4割引購入権があったので火を吹かせた。 初、福島県立美術館である。 福島駅から徒歩25分。紅葉が見頃で良い道のりだった。 そして山の麓に現れた福島県立美術館。 でかい。広い…な。 広角で収められないのはなかなかのサイズ感。 半分は図書館。ちょっと想定した時間で大丈夫か不安になって怯む。 でも高さのある建築ではないので圧迫感はない。背後の山々との調和もすばらしく。 建築は福島県三春町(滝桜で有名)出身の建築家・

【ずっとそこにあった】空の発見 松濤美術館

空の発見。ですって。空はずっとそこにあるけれど。 絵画の中でその概念がいつ頃生まれて表現…

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3か月前
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【自動と自然】ジャム・セッション 石橋財団コレクション×毛利悠子—「ピュシスにつ…

今年もアーティゾン美術館のジャムセッションの時期がやってきた。 いつも秋だったと思ったら2…

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3か月前
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【1998年の巡回先】特別展「今井祝雄 ―長い未来をひきつれて」 芦屋市美術博物館

今井祝雄(いまい のりお)氏は2022年の大阪での具体展の時に知った作家。 具体美術協会に最…

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4か月前
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【still in hell】ルイーズ・ブルジョワ展:地獄から帰ってきたところ 言っとくけど、…

六本木ヒルズができた頃から入口付近の広場にある大きな蜘蛛の彫刻、通称・ママンは六本木のほ…

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4か月前
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【生活提唱者】テレンス・コンラン モダン・ブリテンをデザインする 東京ステーショ…

「テレンス・コンランってコンランショップのコンランさんかー」と通りかがりで入った金曜日の…

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4か月前
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【10歳男児と日帰り水戸の旅】茨城県立近代美術館&水戸芸術館現代美術ギャラリー

9月下旬、関西から帰ってきた週末は3連休だった。 翌日はひっくり返っていたが連休中日は10歳…

薪
4か月前
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【千葉の光もいい】 田中一村 展 奄美の光 魂の絵画 東京都美術館

田中一村は2018年(訂正・2021年だった)の千葉市美術館での展示を見逃したことをじわじわ後悔していたのだ。 しかし今回上野で行われる展示もよくよく調べると、千葉市美の学芸員さんがメインの監修であり、つまりこれもう千葉市美の出張展示だ!と解釈してしまった。うきうきで金曜夜の夜間開館へ。 メインビジュアルも奄美大島の作品だし、一村といえば奄美大島なのだろうが、 千葉市、現在の千葉駅から蘇我駅の間付近に在住していた時期もあり、千葉市美が地元の作家としても推している。 都美術