【読書】キレイになりたい『心に効く美容』
私にとって「キレイ」とは「生まれ持っての造形」であり、ゆえに自分の対極にあるものだと信じていた。だから自分が「キレイになりたい」などと口にするのはおこがましいように感じられ、恥ずかしくて言えなかった。
本書はタレントであるMEGUMIさんの最新作である。
前作の『キレイはこれでつくれます』はベストセラーとなっていて、アマゾンや楽天ブックスでは一時在庫切れになっていた。私はテレビや芸能に疎くMEGUMIさんのことを全く知らなかったのだが、表紙を飾る彼女の美しい姿に心惹かれた。そして「あたいも『キレイになりたい』と言ってみていいかしら…」と不思議なトキメキを感じたのである。
・本書の構成
本書の構成をざっくりまとめると、第1章はいわゆるプロローグ、第2章はスキンケア、第3章は身体全体のケア、第4章はメンタルケア、第5章は生き方について書かれている。MEGUMIさんが体験した美容法やケア方法、おすすめの商品などが惜しげもなく紹介されており、中には〇万円もするものも掲載されている。そのため「あたいもMEGUMIになりたい!」と全てをこなそうとしたら、庶民は破産してしまうことだろう(笑)だけど超庶民である私でも取り入れられそうな事もいっぱい載っており、髪、皮膚、体、性器、心などの女性を構成する全ての部分へのケアについて書かれ、内容の多彩さに感嘆した。
以下では自分が響いた部分を一部紹介し、感想を述べたいと思う。人によっては悩みが違うため、響く箇所が違うと思うので(私の場合は肌やメンタルに問題点は山積みだったが、髪にトラブルはなかった)、気になる人はMEGUMIさんの本を読んでみてね。
・第2章『美肌は心を強くする』
~よもぎ蒸しで週3日、汗をかく~
肌のターンオーバーを促すには汗を流すことが必要だよね☆ということで、本書で初めて「よもぎ蒸し」という存在を知った。
私はあまり汗をかかない人で、体がむくみやすいし、肌もくすんでいる。特に生理前なんかは超絶むくんで不調だ。なので積極的に「汗かき活動」をしていきたいと思った。ここに紹介されていた「よもぎ蒸し」や「サウナ」もそうだし、調べたら近所のサロンで「当帰蒸し」というものを受けられるみたいなのでやってみたいと思った。
・第3章『身体へのアプローチで心が変わる』
~心と腸を守る「腹巻きパンツ」~
脳と腸は直結してる。だから腸を大事にすることはマインドを大事にすることだよね…ということでMEGUMIさんがおすすめしていたのが「腹巻きパンツ」。確かに良いと思ったけれど、私にはお気に入りのおぱんちゅがあったため、腹巻きのみを買ってみた。夏用に薄手のシルク素材にしたが、暑すぎずキツすぎずイイ感じである。
~シャワーミストのように香水をあびる~
私もアロマでリラックスしたい…そんな願望もあるし、過去に香水もつけてた。けれど、今は犬を飼っているために匂いのキツすぎるものを家で使えない。そこでMEGUMIさんがおすすめしていた、シャワーをする際に浴室に香水をスプレーして楽しむ方法を採用することにした。試しに捨てずにおいていたカモミールとアプリコットの香りの香水を浴室にふったら、なんだかいつもの入浴より幸せになれた。
・第4章『心の危機への対処法』
~「拠り所サロン」を幅広く持つ~
辛い時に駆け込めるお気に入りのサロンがあるといいよね…ここでいう「拠り所サロン」とは整体だとか鍼灸院だとかマッサージサロンだとかなんでもいいんだと思う。私にもかつては「拠り所サロン」があった。仕事帰りに行く馴染みのマッサージ屋があり、マッサージ師のおっちゃんは「仙人」と呼ばれ他の利用者からも親しまれてきた。施術所であるアパートの個室へ訪れると「よう!」と声をかけられ温かいハーブティーをくれる。それから足湯に入ってマッサージが始まり、「最近どうだ」と世間話に花が咲く。慣れ親しんだ場所で身体の凝っているところをほぐしてもらうと、ぽかぽかしてきて心もほぐれていく。また、あのような『拠り所サロン』を持ちたいと思った。
・おわりに
記事では言及しなかったけど1章と5章も素晴らしいです☆今作は生き方にも焦点があたっていて非常に含蓄に富んだ内容ですが、前作の『キレイはこれで作れます』は美容本としてとっても参考になりました✨そっちもおすすめ。
私もキレイになりたい(∩´∀`∩)💕
最後まで読んでいただき有難うございます。よかったらスキも押していただけると嬉しいです☆