コロナでも過去最高売上の「餃子の王将」の秘密
本日は、コロナ禍から需要が急回復している外食産業の中でも、特に業績の回復が顕著な企業である「餃子の王将」にスポットを当ててみたいと思います。
こんにちは、佐々木正人です!
是非、最後まで読んで持って帰って下さい!!
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1.みんな大好き?「餃子の王将」
「食材王将 豚肉1日7000kg 鶏肉1日3,000kg 生卵1日3万個 キャベツ1日2万個 玉葱1日3万個 餃子1日100万個 食萬里超越」
このフレーズご存じの方も多いと思います。
「餃子の王将」のテレビCMですね。
知らない方はYouTubeでご覧ください。
「餃子の王将」は学生時代から何回も伺っているのですが、店によってメニューや価格違っていて面白いですね。
私のお勧めは、「天津飯」と「唐揚げ」と「餃子」です。特に、唐揚げと餃子は毎回必ず注文します。なぜかというと、餃子のタレと、唐揚げ用のマジックパウダーが「餃子の王将」でしか味わえないからです(笑)
この二品に関しては、食べるたびに初めて食べた日の記憶が蘇るほどのインパクトがありました。マジックパウダーについては別売りもあるようです。
ちなみに「餃子の王将」は正式な会社名ではありません。
会社概要は以下になります。
全国に734店舗を持つ年商約800億円の企業です。FCが200店舗もあるのも珍しいですね。創業から50年以上中華料理のみを専門とする外食企業です。
本社は「京都」なので、「大阪王将」と区別するために「京都王将」と呼ばれることもあります。
「餃子の王将」と「大阪王将」は全くの別会社ですのでご注意くださいね。
2.コロナ禍からの勝ち負けが進む外食産業
ご存じのとおり新型コロナウイルスの影響により、飲食業界は大打撃を受けました。政府の休業補償もあり、小規模の飲食店では影響を小さく抑えることができましたが、従業員を多数抱える外食産業では、政府保証の援助では焼け石に水で、業績はほとんどの企業で多く悪化ししています。
ホットペッパーグルメ外食総研が発表した2020年度の「外食市場調査」によると、首都圏・東海圏・関西圏の外食市場規模(推計値)は前年度比44.8%減の2兆1,630億円でした。
2021年度の外食産業は、持ち帰り需要の取り込みや、経費削減効果により黒字化した企業が出てきましたが、居酒屋は依然として厳しく二極化している状態となっています。
酒類をメインとする業態は厳しいようです。
そして、2021年10月1日に「緊急事態宣言」が解除され、ワクチン接種も進んだことにより、外食産業も徐々に人足が戻りつつある状況となりました。
2022年度上期にすでに業績を前期比で103.4%を改善してきた「餃子の王将」は、宣言解除のタイミングで単月での過去最高の売上をあげたのです。
日本フードサービス協会によると、外食チェーン店の2021年10月の売上は、昨年同月比で0.5%の減少とほぼ前年並みであり、「餃子の王将」の売上の改善は特異であると言えます。
3.「餃子の王将」の戦略
それでは、餃子の王将の何が客足を呼び戻したのかを考える前に、「餃子の王将」の特徴をコロナ対策も加味して考えてみます。
1)デリバリー・テイクアウトの強化
テイクアウト用のサイトでネットから注文できるように対応。デリバリー専門店との連携点を増やしただけでなく、デリバリー・テイクアウト専門も開始。
2)従業員のモチベーションの高さ
社内教育期間である「王将大学」および、調理技術の工場を目指した研修施設「王将調理道場」の新設など積極的な教育投資を実施。店舗における社員の数が平均3.8人と多く、社員1名でアルバイトを切り盛りするケースの多い外食産業では異色。お店にいくと、元気が良くて気持ちいいですよね。
3)食材・調理へのこだわり
王将の看板商品と言えば餃子ですが、主要食材(豚肉、キャベツ、ニラ、にんにく、生姜、小麦粉)はすべて国産。餃子はセントラルキッチンから各店舗に配送されますが、毎日配送され、冷凍保存はしていません。社内検定として、「調理検定」制度があり、調理技術の向上に努めている。
4)店舗主導の経営
餃子の王将では、本部主導ではなく、店長が中心となって店舗独自のイベント・サービスを立ち上げています。メニューも全店共通メニュー以外は、店舗ごとに独自展開しています。このため、地元のニーズに応じた店舗運営が可能となっていて、オリジナルメニューを求め、全国の店舗を巡る熱狂的な王将ファンもいるらしいです。
5)需要に合うサービスを提供するための探求心
ジャストサイズメニューといって、ちょっとだけ食べたいといったニーズにあわせて少しだけでも注文できるメニューです。今までありそうでなかったメニューですよね。
店舗側からしたら、対応するのが面倒なため敬遠されていたのだと思いますが流石ですね。ビールと餃子で一杯やったけど、ちょっとだけ唐揚げ食べたいとか、そんなときにいいですよね。
参考:マネーポスト 「王将フードサービス」は何が凄いのか?成長を支える3つの特徴
4.まとめ
外食産業の中でも、いち早くコロナ影響による売上減少から回復し今年10月には過去最高の売上を達成した「餃子の王将」ですが、自称「王将フリーク」である筆者がその理由を考えると、単純に「餃子の王将」ファンが多いからに至ります。
たぶん、コロナで外食もままならない時期からずっと食べたかったんですよね、王将の餃子が。それは勿論「美味しいから食べたい」ということもあるんですが、会社の姿勢にも共感していて「餃子の王将」が支持されているからだとも思います。
外食産業は、競争も激しく労働集約型の産業なので、効率優先となっています。セントラルキッチンで調理済みの似たような味でメニューも品数少なくなったと思いませんか?
企業の都合に合わせたサービス優先となっていて、活気ない店多いです。
その点お客様目線で、こだわりを持って変わらぬクオリティーのサービスを店舗と一体になって提供する「餃子の王将」はなぜか安心です。
遠くてもたまに食べたくなるお店です。
宣言も解除されたので、実は私も10月に食べに行ってまいりました。
本日の内容は以上です。
次回もお楽しみに!では!
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