リタぼん
日本の教育問題について医学的なデータをもとに考察。 心情的な問題として扱われがちな不登校の問題を医学的に検証するなど、あまり他の記事にないような独自の視点の記事だと自負しています。
前書きゆたぼんについてはもはや説明不要であろう。 今回私が急遽、筆を執ったのはゆたぼん、正確にはそのパパが、かのひろゆき(本名・西村博之)に論を吹っかけられたのを見たのがきっかけであった。私も何かもの言わずにはおれなかったので、この場を借りて私が論破してみよう。 論破王・ひろゆきよ、覚悟したまえ(笑) 「子どもに教育を受けさせる義務」の放棄?ツッコミどころ満載なのだが、学校の放棄=教育の放棄ではないということだ。 ちなみにひろゆきは解決策の一つとして、通信制の学校を勧
前書きお久しぶり。 今回思うところがあって久しぶりの投稿になった。 以前のように、これからも継続して投稿していくか、どれくらいの頻度の投稿になるかはまだ未定だが、これからは、記事の内容は基本的にシャドウバースやe-sports界隈あたりの話題を記事にしていく予定。 昔の記事を読んでくださった方やたまたまこの記事に訪問された方は、シャドウバースって何ぞや? という人もいるかもしれない。トレカゲームなので詳しくはググっていただければ。 では、本題に移ろう。 支援目的の主
今年もよろしくお願いします。 新年早々、いよいよお財布事情が相当ピンチの状態で、メルカリの出品作業などに追われています。 今年はnote記事のみならず、ライブ配信など、活動の幅を広げていく予定です。疲れやすい体質の身体で、どのくらい満足に動けるかわかりませんが。それゆえ、note記事に労力や時間がどれだけ避けるかわからないので、先週の記事にも書きましたが、来週は記事を投稿できるかまだ未定です。 お年玉、いや、サポートをホントによろしくお願いします。メルカリにも順次出品物
これが今年最後の記事となる。 思えば、日本の数多の社会問題を憂い、その原因の根幹は日本の教育にあり、と考えたのがきっかけで連載を始めた。 日本の教育は、不登校も統計史上最多となり、いわゆるブラック校則も相変わらず跋扈している状態、批判的思考能力は重視されず暗記力や早押しクイズ的な高速処理能力しか評価されない状態、これらがおそらく日本社会の根っこの問題を形作ってるのであろうと。 この一連の記事かどれだけ日本社会の成熟に寄与したかはわからない。私は有名人じゃないし、影響力も
令和に入っても高学歴=高収入高学歴が高収入につながりやすいということは昔から、令和に入った昨今でも何かとよく言われる。 つい最近でも、ひろゆき氏もこのようなツイートがあった。 高学歴は高収入の傾向を示す参考データとして、厚生労働省の統計のリンクを貼っておく。 平成30年賃金構造基本統計調査【学歴別】 もちろん、高収入=幸福に即つながるとは限らないが、他の条件がいっしょなら、収入は低いより高い方がいいに決まっているだろう。 自分の適性を無視してまで頑張る必要はない高学
あだ名禁止はナンセンス最近、校則であだ名を禁止する学校が増えてるらしい。 小学校での「あだ名禁止」「さん付け義務」に賛否両論 これはもちろんいじめ対策の一環だろうけど、私からみると、極めてナンセンスと言わざるを得ない。 本質的な問題として、あだ名を言われた当事者がどう感じているか、という一点がきれいに抜け落ちているからだ。 そもそも「あだ名」という言葉はもともと、その人に親しみを込めて付けた本名以外の名前、という意味がある。 言われた当事者が不快に思うような名は、あだ
林修ふたたびそれとなくネットサーフィンしたらこんな発言が私のアンテナに引っかかった。 「年収890万以下は社会のお荷物。」 発言の本元を調べたら、「林先生が驚く初耳学」というTV番組で林修氏の発言らしい。どうやら1年前あたり放送された様子。 そもそも何をもって社会のお荷物か、ざっくりいうと、年収890万以下の人は払ってる税金に比べて、受ける公共サービスの方が多いという意味合いらしい。 以前の記事でも取り上げたことがある氏だが、今回はこのことについて取り上げてみる。まあ
やはり運動はした方が良い慢性疲労症候群は基本的に疲労しやすい病気。運動なんてとんでもない、と思ったが、興味深い記事を見つけたので紹介しよう。 成人の慢性疲労症候群の治療としての運動 慢性疲労症候群に運動療法は効く? 詳しいことはリンク先の記事を見て頂けたらと思うが、適度な運動はむしろ慢性疲労症候群の治療に効果的らしい。 喩えて言うなら、自動車も、長い間動かしてないとバッテリーが上がるのに似ているかもしれない。 私もここんとこ運動不足、慢性疲労症候群はあまり下手に運動す
年号より大事な学習前回の記事に続いて、ドイツの教育について見てみよう。前回取り上げたドイツの教育の記事の2ページ目を参考にした。 「ナチスの犯罪と同様のことが起きれば私たちの責任」考える人間を育てるドイツの歴史教育 詳しくは上記のリンクの参考記事を見てほしいが、ドイツの歴史教育は、ざっくりいうと、狭く深く、といった具合である。 テストの問題も、一例を記事から引用すると、「ファシズムという言葉の定義を説明し、ナチスの制度と他のヨーロッパ諸国のファシズムとを比較して論じよ」
権力に無批判な日本の生徒日本の教育を再考する上で、非常に示唆に富む記事を見つけたので紹介しよう。 「ナチスの犯罪と同様のことが起きれば私たちの責任」考える人間を育てるドイツの歴史教育 この記事で、ドイツの教育の歴史について次のように述べている。 戦後、アメリカ、イギリス、フランス、ソ連の連合国は、ドイツの学校制度がナチスの温床になったとみなし、その改革に乗り出した。元々は外からの圧力だったとはいえ、教育が無抵抗で権力に従う市民を育てたという自覚、こうした市民がナチスの犯
ちょっと興味深い記事を見つけたので紹介しよう。 創造的な人がもつ複雑で多面的な人格の10の特徴―HSPや解離とのつながりを考察する この記事では、アメリカの心理学者ミハイ・チクセントミハイ博士のクリエイティヴィティ―フロー体験と創造性の心理学が紹介されている。 私は、この本はまだ読んではいないので、あくまで記事を読んでの感想になるが、チクセントミハイ博士によると、創造的な人は感受性が強いだけでなく好奇心が人一倍強いとのこと。 記事でも言及されてるように、この特徴はHS
障碍者の保護はなぜ必要か最近の記事で、発達障害、HSPについて書いてきた。 一般的に言われる「障碍者」を始め、この社会には、いろいろ生きづらさを抱えて生活している人がいる。 この人たちには、社会的にも何かと特別な配慮・支援などが必要なことも多い。 そういう人たちを社会のお荷物とみなし、相模原の障碍者施設で殺傷事件も起きた。 こういった過激な事件とまで至らずとも、なぜこういう人を血税まで投じて保護しなければならないのか、うすうす感じてる人も意外と多いかもしれない。 今回
生物にも存在するHSPHSPは、しばしば炭鉱のカナリアに喩えられる。 カナリアは敏感で、炭鉱内の毒ガスや窒息ガスの早期発見にも用いられた。 ちなみにHSPは、人間のみならず、様々な生物にも存在することもわかっている。 なぜこういう個体が存在するかというと、危機をいち早く感じるため、種の存続には欠かせなかったのだろうと推測できる。 ただこういう個体は、ストレッサー(刺激)を強く受けやすく疲労しやすいという弱点もある。だからこそ個体全部がこういう遺伝子を持たなかったのだろう。
常に不利な戦いHSPやADHDについてこれまでの記事で書いていた。 私も当事者として、社会生活でしばしば、あることを感ずるときがある。 それは、常に条件の悪いところで戦いを強いられているということである。 社会はそもそも「定型」の都合の良いように作られがちであるため、その社会システムにかみ合わない人は常に不利な条件での戦いを強いられる。 私が慢性疲労症候群に陥ったのも、常に不利な条件での戦いを強いられ無理をしてしまったからだろうと思う。 しかし、アインシュタイン、ダ・
ADHDとの関連性前回の記事ではHSPとHSSについて見てきた。 実はこのタイプ、とある発達障害の分類にとてもよく似ている。 それはADHD(注意欠陥・多動性障害)である。 発達障害の一種として、おそらく皆さん聞きなじみはあるとは思うが、これには2つのタイプがある。 「のび太型」と「ジャイアン型」である。 国民的アニメ「ドラえもん」の登場人物になぞらえてこう呼ばれる。まあ、正式な医学用語ではないが。 のび太型は、ADD(注意欠陥障害)とも呼ばれ多動性を伴わないもの、
私自身もHSP。だけど…HSPの特徴について、これまでの一連の記事で話を進めてきた。 私自身も、おそらくこのHSPの気質を持ち合わせていると我が身を振り返って思う。 ただ、HSPは、割と前から知ってて自認はしていたものの、「確かに私も身に覚えがあることばかりだが、少々引っかかるものがあるなぁ」と、漠然とだが感じてはいた。 おそらく、その引っかかるものはこれから説明するもう一つの気質が原因であろうと思う。 その気質は、「HSS」(またはHNS)である。 High Sen