あだ名禁止の是非
あだ名禁止はナンセンス
最近、校則であだ名を禁止する学校が増えてるらしい。
これはもちろんいじめ対策の一環だろうけど、私からみると、極めてナンセンスと言わざるを得ない。
本質的な問題として、あだ名を言われた当事者がどう感じているか、という一点がきれいに抜け落ちているからだ。
そもそも「あだ名」という言葉はもともと、その人に親しみを込めて付けた本名以外の名前、という意味がある。
言われた当事者が不快に思うような名は、あだ名ではなくただの悪口。
人間関係の基本的な心構えは、その人の身になって考えるというのが一番大事である。あだ名禁止のルールはその精神をわかってない。
人は「言われたこと」より「されたこと」を学ぶ
いじめ問題をどうにかしたいのであれば、まずはブラック校則をなくすべきであろう。
ツーブロ禁止、下着は白… 「ブラック校則」見直しを
結局のところ、他の人と同じにしなければいけないということを生徒に体験的に教えてしまっており、事実上イジメを助長してしまっている。
ちなみに、上記の記事は一か月前の記事、日本の学校では未だにこういったことがはびこっているのか。
成人した私たちは、今の学校教育の現場で起こっていることについて無関心になりがちだが、子持ちの人でなくとも、もっと意識して注意を向けるべきであろう。そして自分の受けた学校教育は、果たして本当に正しかったのか、我が身を振り返ってみてほしい。
人というのは、虐待する親の多くが被虐待児であるという例でもわかるように、「言われたこと」より、「されたこと」を学んでしまうのだから。
後書き
今年も年の瀬が迫り、私も来年に向けていろいろ活動の準備を始めている。
それに伴い、来年から、週一で投稿していたnote記事の更新の頻度が下がるかもしれない。
いろんな活動を並行してやるのは慢性疲労症候群持ちの私にとってはやっぱしんどい。実践して改めて分かった。
恐らく2週間に1回の頻度になるのではないかと思う。
はっきりしたことは改めて報告したい。
では、また。
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