やっぱり大切、自己肯定感
書評:母の優しさを感じる本でした
もちろん、なんでドイツ人は自己肯定感が高いのか
にフォーカスした本なんだけど。
著者がドイツ人と結婚してドイツに住み、出産・子育て・闘病生活をする中での
失敗談や学びに基づいて書かれた本だ。
失敗談を読みながら、「あ、僕もそんなことしてしまいそう、、」
とか思いながら感情移入しながら楽しく読めた。
また 自己肯定感=幸せに生きる力
ということで他者の幸せを願う、優しさが伝わってくる本だった。
エピローグまで素晴らしかった。
「SDGSなどと言われていますが、自分のことを大切にできていないのに
環境や世界のことまで本気で心配できますか?」
そんな記述がある。
はっ、本当にそうだよなあ…と思わされた。
まずは自分を大切にすることから。
そして家族や仲間、地域
国や世界へと、大切にする範囲を広げていければいいですねーー
そんなふうに締めくくっている。
・・・・
はあ、ほんとに。
自分を大切にすることなしに、世界平和とか環境がとかって
なんだか白々しいよな。
・・・・
自分を大切にするということ。
いまから自分にもできること。
ここからは僕の思いだけど。
1、自分の気持ちに正直になる
2、他人の目を気にせずに、どうしたいかを決める
3、決めたことにチャレンジする。失敗しても挑戦できたことに○を出す
ーーもう、これの繰り返ししかないな、と思う。
ただね、途方もないように感じるけれど。
これこそが自分で自分の人生を歩んでいっているという
明らかな実感であって
この積み重ねこそが、自己肯定感なんだと思うんだよね。