かとうすずは

デザイナーになりたくないデザイン学科🌟

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最近の記事

恋人のはなし

私の恋人はたくさん話す人だ。言葉がうまいというか、感情表現がとても素直なのだ。愛情表現もしてくれる。 私は反対に愛情表現はとても下手で、ついつい彼ならわかってくれるだろうと思ってしまう。私がなぜか恥ずかしくなっていえない「すごい」とか「いつもありがとう」とか「すき」とか、彼はさらっと言ってのけるのだ。 感情と言葉が直結していることに、羨ましいという気持ちも、すごいなという気持ちも、誇らしいという気持ちもある。 こんなことを思っていても直接彼に伝えることができない私はつくづく

    • ホームレスのはなし

      学校の授業でホームレスについてを学んだ。様々なデータを見たり、豊富な支援があることを知った。私はどうしても受け入れることができなかった。中年の定職に付けない、ゴミを売るような人々のためにお金を使うことがどうしても理解ができないのだ。これは偏見を並べただけだけど、この偏見を拭うことができない。私は家が無くなりそうなほどの貧困に直面したことはないし、成長過程で家や仕事がない大人に会ったことがない。 その人達にはどんな背景があるのだろうか。どんな幼少期があって、どんな苦労をしてき

      • 学校が始まったはなし

        2年生の後期がスタートした。 1週目はそんなにだろうと高を括っていてたら、がっつりと課題が出て翌週には提出しなければならないと。 夏休みゆったりモードが抜けない私は、週4回ある1限を2回すっとばし、10時過ぎまで寝続けた。 夏休みの間何かと寝ていた私は、今や、夜に8時間、お昼寝で1時間は続けて寝れるようになったのだ。自分でも何かの病気なのだろうかと疑いたくなるくらいだ。ストレスが多いと睡眠時間が増えるとか、日頃忙しすぎるとか、睡眠不足とか、調べても私に当てはまらないものばか

        • 男は度胸、女は愛嬌のはなし

          その言葉があまり好きではなかった。 女はニコニコしとけばそれでいいだろうといわれているようで。 しかし最近は一理あるのかもしれないと思うようになってきた。恋愛において、言うまでもなく男の度胸と女の愛嬌は武器になる。それだけでなく、人間関係においても、この言葉は役立ってくるのではないだろうか。度胸のある男は頼りにされ、愛嬌のある女は男女関係なく好まれる。まぁ男女という枠にくくらなくても、コミュニケーションを気持ちよく行う上で必要最低限の愛想とかは大事ではあるだろうけれど。 私

          バイトのはなし

          私はアパレルのバイトをしている。 今まで、居酒屋とメガネ屋さんでバイトをしていたけど、現時点でアパレルが1番楽しい。 人と話す事が苦じゃない私にとって、ふらふら歩いて話をしそうなお客さんに声をかけて、たまに品出しをするという内容はとってもイージーなのだ。 服をきっちり畳んで、キレイに並べるのもすごい達成感を感じて楽しいし、何より自分に惚れそうになる。いや、惚れた。 そしたら洗濯も楽しくなってくる。 自分の生活が1つ楽しくるとてもいいバイトを始めたと思っている。 さて、アパ

          バイトのはなし

          美大のはなし

          私は美大に通っている。 初めての人に自己紹介すると、珍しがられて「すごいね」と言ってもらえるが私はなんにもすごくない。 美大の中にはすごい人がたくさんいる。 だが、私はすごい人ではない。 あまり絵を描かずに美大に入り、自分の画力にはコンプレックスを感じているし、 友達や同級生のアイデアに触れたり、作品を見たりして毎度のように「これは私の頭からは出てこない」と思う。 しかし、私は美大にいることがすごく楽しい。 美大生は自分を大切にしている人が多いと思う。 何が好きか、こ

          上京のはなし

          大学合格を機に東京という大都会に引っ越すと思っていた。 上京前の私は「東京」には高い建物がずらっと並んでいて、人も多くて、高飛車な人ばかりで、、、、怖い!!!という印象だった。 ところが、東京といえど中心から少し離れてしまえば対して高い建物はないし、みんな頑張っておしゃれしているようなわけでなかった。一安心だった。 それでもさすがに東京。 電車の本数は多いし、駅にはほとんど商業施設が併設しているし、車がなくてもどこにでも行ける。 さらに東京は他県が近い。 少し電車に乗れ

          めんどくさいけど別に嫌いじゃないはなし

          家事のはなしです、 私は寝れるもんなら寝ていたいというめんどくさがり人間であるが、掃除や片付けは嫌いじゃない。 めんどくさいけど。 おしりは重いけど。 例えば、部屋に髪が落ちていたとする。 私は掃除機を取りに行くまでの3歩がめんどくさいから、落ちていた髪の毛を見つけやすいところに寄せる。 たまたま立った時についでに掃除機をかけちゃう。 そのままお掃除スイッチが入って部屋がきれいになる。 そんなローテーションで私の部屋はある一定の水準が守られている。 単純に部屋汚くてなに

          めんどくさいけど別に嫌いじゃないはなし

          母のはなし

          うちの母はいい意味でやばい。 動きすぎている。 四人の子育てをしつつ、医療関係でフルタイムに働き、中学生にバレーボールを教え、部活の保護者会での仕事もこなして、それでいて片付け掃除は効率がいいし、料理は美味しい。お菓子作りまでこなしちゃう。 そして毎日恐ろしい量のタスクをこなしながら、楽しそうに生きている。 彼女のなによりもやばいところが、こんなにいろんなことに手を出して大忙しのくせに全部が楽しそうなのだ。 関わる人が増えればトラブルも増える。 私たち兄弟四人もトラブル0

          伝え方のはなし

          今、これを書いている私はnoteに掲載する時どんな風に伝えようか迷っている。電子的な文字でいいものか、と思い始めたのがスタートだ。いったん手書きでこれまでの内容を書いてみた。するとなんだか、私の人間性が直接伝わるような気がして、むずがゆい感じだ。ちょっと恥ずかしい。 どうやったら、このnoteを読んでもらえるのだろうか。どうやったら、私の考えが伝わりやすのか。私の頭はまた悩み始める。 伝え方のはなし。

          伝え方のはなし

          「心のノート」のはなし

          高校生のとき、「心のノート」という日直のお仕事があった。日直になった人は、最近の部活や勉強、行事などの頑張っていることや、誰かの行動が素晴らしいなど自分とクラスの事を中心に書くのだ。最低大学ノート1ページ分が課せられていることがこのお仕事が煙たがられている原因の1つであった。さらに私のクラスの担任は誤字や脱字がないことを確認してからでないと提出を認めてくれない。高校生の当時は日直が回ってくるのが苦痛で仕方がなかった。 しかし時が流れて大学生になると、「心のノート」を書きたい

          「心のノート」のはなし

          Young Foreverのはなし

          私は常々、「学生時代よ終わるな」と思っている。 何かに夢中になるのも、誰かと団結して感情を乱すのも、ゆっくりと流れる時間を無駄に使うこともきっと社会に出ればできない。 先日川でバーベキューをした。 そこに川があればもちろん入りたくなるもので、みんな水着どころか着替えも持っていなかったのにびしょ濡れになって遊び始めたのだ。私はそういう時にどこか理性的になってしまい、遊ぶ人たちを歌を聴きながら眺めていた。 水に入りたい人は入って遊んで、入りたくない人は勝手に過ごして、、、 でも

          Young Foreverのはなし

          noteを始めようと思う

          自分の情けないお金の使い方で親に助けを求めてしまったことが発端。 自分の計画性の無さを受けて猛省していた。 それと同時に心が痛くなって、なぜだかお金使い以外の事もぐるぐると考え始めてしまった。 1つの発端となる悩みが、3つも4つも他の悩みを呼んで、もやもや、ぐるぐると考え込んでしまったとき、noteを始めようと思ったのだ。 私は美大生であるが、自分の創造物に全く自信がない。どこかで展示をするどころか、鍵垢のインスタにも作品をほとんど載せないのだ。だからnoteを選んだ。自分

          noteを始めようと思う