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やっぱりキリンのはなし

私は前期の課題でキリンについての本を作った。
そして今もキリンでなにかを作ろうとしている。
始まりはただの興味で、今もその気持ちが愛とか好きとかに変わったわけでない。「人間観察は楽しいけど、その人と仲良くなりたいかとか触れ合いたいかと言われれば別。」みたいな感じ。

キリンのすごいところを紹介しようと思う。
それは首が長くてそれっぽい模様がついていたらキリンに見えてしまうというところ。ありえない体勢でも、足が太すぎても、短すぎても、横向きでも正面でもなんでも大丈夫なのだ。

さらに不思議がいっぱい。
クマとサルを言葉だけで説明する時にどのように分けるだろうか。考えてみるとなかなか難しい。
しかしキリンは「首が長い」の一発で分かる。このようにキリンには近しい形の動物がいないのだ。どのように進化したのか今も議論中らしい。答えがでていないもどかしさも、想像の余地が無限にあるというドキドキ感も味わえる。こんな動物はなかなかいない。不思議はいっぱいなのに哺乳類だから「人間でいうと、この関節だね」みたいな観察の仕方ができるのも本当におもしろい。郡司芽久さんの「キリン解剖記」をぜひ読んでもらいたい。キリンだけでなく動物に対しての興味が爆発する。

結局キリンを題材にしてしまうことに少しの罪悪感があるものの、やっぱり虜になってしまっているのかと自分の興味を見つけられたことへの嬉しさを感じている。

やっぱりキリンのはなし

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