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バイトのはなし

私はアパレルのバイトをしている。
今まで、居酒屋とメガネ屋さんでバイトをしていたけど、現時点でアパレルが1番楽しい。
人と話す事が苦じゃない私にとって、ふらふら歩いて話をしそうなお客さんに声をかけて、たまに品出しをするという内容はとってもイージーなのだ。

服をきっちり畳んで、キレイに並べるのもすごい達成感を感じて楽しいし、何より自分に惚れそうになる。いや、惚れた。
そしたら洗濯も楽しくなってくる。
自分の生活が1つ楽しくるとてもいいバイトを始めたと思っている。

さて、アパレルにはいろいろな用語がある。
例えばパッキンというのはダンボールの事で、アパレルでは意地でもダンボールと言わないのだ。
「空きパッキン捨てといて」
「余ったのパッキンにいれときます!」
「ぼろパッキンどうします?」
などなど。これが本当に意地のように言わないものだから最近はなんだか「パッキン」という言葉が面白くなりつつある。

他にもプロパーという言葉がある。
値下げされていない商品の事で、つまりはプロパーを売った方が儲かるということだ。
共有の中で、プロパーに力を入れて売っていきましょう。とか、プロパー多めに入荷してます。とか書いてあるため、ついついお客さんに「最近入ったばかりのプロパーです!」とか「プロパーなんですけど、これから長く使えるので今がチャンスです」とか言っちゃいそうになる。あぶない。

業界用語を知って使ってしまう優越感も少しあるが、それ以上にアパレルでは無いところでその言葉が出そうになると染まってるやつに見られそうでちょっと焦るのだ。

まだまだアパレルの話は沢山できそうだ。

バイトのはなし

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