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Young Foreverのはなし

私は常々、「学生時代よ終わるな」と思っている。
何かに夢中になるのも、誰かと団結して感情を乱すのも、ゆっくりと流れる時間を無駄に使うこともきっと社会に出ればできない。


先日川でバーベキューをした。
そこに川があればもちろん入りたくなるもので、みんな水着どころか着替えも持っていなかったのにびしょ濡れになって遊び始めたのだ。私はそういう時にどこか理性的になってしまい、遊ぶ人たちを歌を聴きながら眺めていた。
水に入りたい人は入って遊んで、入りたくない人は勝手に過ごして、、、
でもそれは同じ空間であるし、輪の外に出ているわけでない。そんな時間と空間が愛おしい。ずっと終わって欲しくない。好きなことを好きな時にして、それを許容してくれる誰かがいて、それでいて金銭的に大きな差はない。そんな感覚が社会に出ると同時に消えてしまうのではないかと思うと、時が止まればいいのにと思うばかりだ。


時の流れは残酷という意味を大学生になってより実感する。早く大人になりたいという思いはいつしか消え去り、時が止まればいいのにという思いと裏腹に時の流れはどんどん早くなっていく。

まだ儚さを受け入れられるほど、私の心は大人じゃない。

Young Foreverのはなし。

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