私を支えてくれた先輩エンジニアからのアドバイス
エンジニアとしてのキャリアを始めてから6年が経過した。
私は27歳でエンジニアになったので新卒エンジニアに比べると遅いスタートだった。
遅いスタートだということもあり、エンジニアとして働いていけるのか不安になる時期もあったが、幸いなことに素晴らしい先輩に支えられてなんとかエンジニアとしてのキャリアを進めてくることができた。
このnoteではそんな私が先輩から頂いたアドバイスを紹介しようと思う。
アドバイスというより、励ましの言葉だったのだが、常に不安ととも働いていた私を救ってくれた言葉だ。
所詮データを出したり入れてるだけ
エンジニアリングが複雑すぎて頭を抱えていた時に先輩が何気なく言っていた言葉。
「所詮、私たちの仕事はデータを出したり、入れたりしてるだけだから」
確かに、Webサービスはデータを出したり入れたりしてるだけだ。
X(Twitter)の場合、ユーザーがポストした内容をデータベースに入れておき、他のユーザーがタイムラインに訪れたときにそのデータを出して表示しているだけ。
非常にシンプルな構造だ。(もちろん、裏側では色々やっているが)
この言葉をもらってから、肩の力を抜いてプログラミングできるようになった。
どんなコードだったとしても、そのコードのおかげで私たちの仕事はある
メンテナンスがされておらず、かなり読みづらいソースコードを修正しないといけなくなった時に先輩から言われた言葉。
たとえ、どんなソースコードだったとしても、そのソースコードがあったおかげでビジネスとして成り立ち、そのビジネスが稼いだ収益で今の私たちは雇用されている。
という意味の言葉だ。
働きづらい環境になるとついつい仕事をいただけていることに対する感謝をなくしてしまう。
そんな時に「どんな環境だったとしても、プログラミングがしたい」と思っていた初心を思い出させてくれる言葉だ。
勉強をしてるからエンジニアの素質あるよ
私がプログラミングができるようにならず悩んでいた時に先輩から頂いた言葉。
当時は、10時始業の会社で勤めており、毎朝7時に出社して3時間プログラミングの学習をしてから仕事を開始していた。
そんな姿を見ていてくれたからなのか、社内のトップエンジニアの方が私にこの言葉をかけてくれた。
この言葉をかけてもらったおかげで、諦めることなく勉強を続けられたのだと思っている。
今いる環境で1番になれば、いつからでもいいエンジニアになれますよ
エンジニアスタートが遅かった私に対して先輩エンジニア(その会社のトップエンジニア)がかけてくれた言葉
実体験からくれたアドバイスで、とりあえず今いる環境で1番になることだけ考えろというもの。
この言葉は本当に金言として今でも大事にしている。
エンジニアとして働いていると外の世界に意識を払いすぎてしまうことがある。特に自分の成長に不安があると、もっといい環境が外の世界にあると思い、今自分が置かれている環境を大事にしなくなってしまう。
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