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【令和文庫 presents】 直感と論理をつなぐ読書会 - 直感と論理をつなぐ第一歩は、素直な感情を手で書くこと -

読書会概要

6月18日(土)14:00~16:00、東京・府中のコワーキング・スペース LIGHT UP LOBBY にて、直感と論理をつなぐ読書会を開催しました。参加者3名、絵運営2名(ファシリテーター1名、アシスタント1名)の合計5名で進行しました。課題本は、佐宗邦威『直感と論理をつなぐ思考法』、テーマは「直感と論理をつなぐには?」です。

『直感と論理をつなぐ思考法』には、直感と論理をつなげるためのメソッドがたくさん紹介されています。(感情ジャーナリングなど)

対話を進めていくうちに、実際に書いてみても、あるところまでいくと同じことばかり書いてぐるぐるしてしまうこと、続かないことに気が付きました。

対話の様子

どうしてなのか? その原因を考えてみると、無意識のブロックがかかってしまっていることに気が付きました。『直感と論理をつなぐ思考法』にあるとおり、知らず知らず「他人モード」で自分を縛っているのかもしれません。

そんな状態をどうすればよいのか?「ネガティブなことも含めて、とりあえず手を動かして書く」という結論に至りました。「自分の感情を素直に感じ取り、それを書き続けること」― 直感と論理をつなぐ第一歩は、極めてシンプルでした。

今回の読書会では、自分が何を感じたかを感じ取る繊細さを持つことが大切だと気づきました。ご参加されたみなさまには、厚く御礼申し上げます。

読書会詳細

読書会マインドマップ①(参加者作成)

【目的】

  • 妄想するが説明ができないので説明できるようにしたい。

  • 読書会を楽しみたい

  • 読書会のポイントを盗みたい

  • 感性の磨き方を学びたい

  • モチベーションアップ

  • 停滞感を減らしたい

  • 開放感を感じたい

  • リアルのイベント参加が初めてで嬉しい

  • 直感を得ることができたら嬉しい

  • リアル初めてオンラインで何度か(ファシリテーターの読書会に参加している)

  • みなさんとの対話から実生活に活かせる第一歩を探れたらうれしい

【問いと答えと気づき】

読書会マインドマップ②(参加者作成)

■問いと答え

  • 「ただ知覚する」ときに一番抵抗となることはなにか
    →行動する(手で描き形にする)

  • 書くモチベーションがさがったときどうする
    →VAKを活用する(V=絵、A=名前、K=全身)
    →実際に絵にかいて感じてみることでモチベーションに左右されずに続くのでは

  • 妄想したものが実現できないときはどうする
    →意味付けしないでありのまま知覚する

  • 自分では妄想となっていることが実際に論理になっていることはあるのか
    →自分で出したものは何かを知覚すると論理か妄想かわかってくるのでは

■気づき

  • 自分の中ででてきたものを実際に書いてみて、ただ受け取る、ということが自分の中の抵抗感がなくなって、進んでいくことができる状態になるのでは


■問いと答え

  • 喉まででているものを表現するには
    →自分なりに形にしてみる

  • 自分モードで考えているかどうか
    →短期的な成果に振り回されていないか、自分ではない要素が入っていないかどうか

  • 分解のステップ
    →こまかい常識、要素を洗い出して積み上げ、原因をさぐっていく

  • 妄想する思考の元
    →自分に問いかけてみる、ネガティブな面もだしていく

■気づき

・自分について細かく落とし込んでいくのがポイント


■問いと答え

  • 手で考えるものを邪魔するのはなにか
    →ネガティブな感情

  • 感情でなにをアウトプットするか
    →そのとき感じているものを

  • 感情アウトプットがうまくいかない場合うまくいく方法
    →ありのまま、ツールをわけて気分を変える

  • カゴから飛び出すには
    →まずやってみる

■気づき

  • PCを立ち上げたり人の話を聞く、というところが自分の感情を出すという点においては障壁になっているのかも

【対話内容(一部)】

  • 自分自身をこまかく落とし込んでいくこと

  • 妄想して感情を出していく、組み替えていく

  • 書き出す内容が同じになってしまうのが悩み

  • 心、気持ちに制限をかけているからかもしれないので逆に「ありえないこと」のような視点で書きだしてみるとよいかも

  • メモ書きをしてみて、書くとスッキリするとき、まだ取り残している気がするときがある。違和感ふくめいったん自分なりに書いてみる

  • 考えたことをすぐに書いたり、話したりすることができるのはすごいと思った

  • 聞き手にあわせて接点をカスタマイズしていくのが論理

  • 自分の思うものを書いていきフィードバックをすることで論理につながっていくのでは

  • 問いを間違えないようにする

  • 緊張構造 ゼロからプラスにする(ロバートフリッツ)ということと同じように思った

【気づきと小さな一歩】

読書会マインドマップ③(参加者作成)

■気づき/学び

  • 難しく考えていた。手を動かしてみる

■小さな一歩

  • ひとこと書く


気づき/学び

  • 手を動かすことが大事。習慣化が難しい

  • 読書会については主催者が楽しむことが大事

■小さな一歩

  • 手で書く。メモ帳買う


■気づき/学び

  • 考えるより手を動かすことが大事、ネガティブなことも含めて外に出していく

■小さな一歩

  • 感情をとりまとめる時に整理してみる


気づき/学び

  • 妄想し、手で書き出していく。妄想なので実現できるかどうかは考えない

  • たくさん書き出すことでなにか見つかることがあるのでは。やらないことには何もはじまらない

■小さな一歩

  • 実際書き出すといったことをやっていないので、再チャレンジする

次回の読書会のご案内

【開催日時・場所】

  • 8月中予定 @東京・府中・LIGHT UP LOBBY 多目的スペース

【テーマ】

  • 知覚力を磨くには?

【課題本】

  • 神田房枝『知覚力を磨く』

【詳細・申込み】

※決まり次第お知らせします


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Tomoko Nakasaki(中崎 倫子)
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