【車椅子かぁさんとイナズマ娘の2人旅】序章
これは、パーキンソン病で車椅子生活になった母と、ロックンロール大好き、踊ること大好き、音楽大好きな私(娘)が、昭和時代に建てられた、レトロな団地で暮らしながら、時々旅を楽しんだ実話エッセイです。
誰のためにもならないかもしれませんが、こんな親子もいるんだなと面白がって読んでくれたら嬉しいです。
父が亡くなってから、4LDKの一人暮らしには広すぎるマンションで暮らしていた母が、夜中に転んでしまった。
痛みに耐えながら、私や妹、孫たちに携帯電話で電話するも、真夜中で誰も出て