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村中璃子、ちょこっと読み。

わたしの書いた記事や科学・医学のニュースのまとめを適当にセレクトしてちょこっとお届けするマガジンです。わたしがnoteに書いた記事をぜんぶ読みたい方はマガジン『文系女医の書いて、…
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記事一覧

生物医学先端研究開発局(BARDA)が塩野義に開発助成金を提供

生物医学先端研究開発局(BARDA)が塩野義に開発助成金を提供

米保健福祉省の下部組織「事前準備・対応担当次官補局」の中にある「生物医学先端研究開発局(BARDA)」が、日本の製薬大手・塩野義に対し、免疫不全者向けの新型コロナ予防薬の開発に対し、3億7500万ドル(約585億円)の資金を提供するとの発表がありました。

日本語ではあまりニュースになっていないようですが、興味深い話なので解説します。

お酒を飲まない1ヶ月「Dry January」

お酒を飲まない1ヶ月「Dry January」

「ドライ・ジャニュアリー(Dry January)」をご存じだろうか。クリスマスが過ぎて年が明けた1月、健康のために1ヶ月間、アルコールを1滴も飲まずに過ごす、イギリスの慈善団体Alcohol Change UKが始めた健康キャンペーンだ。Dry Januaryが始まったのは2013年。当初は約4000人だった参加者は毎年増え続け、今では世界から21万5千人(2023年)が参加するグローバルなイベ

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まるでおとぎ話!リューネブルクのクリスマスマーケット

まるでおとぎ話!リューネブルクのクリスマスマーケット

12月になって降臨節(アドベント)に入るとドイツでは街のあらゆるところにクリスマスマーケットが立ち、急にクリスマスめいてきます。

わたしの暮らすハンブルクでも市庁舎や教会の前、広場の前はもちろんのこと、エルベ川沿いや駅前などにも大小さまざまなクリスマスマーケットが立ちます。

ドイツでは、ドレスデン(最も古い)、ニュルンベルク(最も大きい)、シュトットゥガルト(最も美しい)が3大クリスマスマーケ

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カナダで10代の子が重体に!―鳥インフルエンザ・パンデミックのリスクは高まっているのか

カナダで10代の子が重体に!―鳥インフルエンザ・パンデミックのリスクは高まっているのか

日本ではあまりニュースになっていませんが、A(H5N1)鳥インフルエンザが少し今までとは違う動きを見せています。

歌うリハビリ!文系女医、村の教会コーラスに入る

歌うリハビリ!文系女医、村の教会コーラスに入る

わたしの暮らしているドイツ・ハンブルクは古くから自治権のある「自由都市」で、今でもシュレスヴィヒ・ホルシュタイン州の中にポツンと島のように浮かぶ「特別市」として同州から独立している。このハンブルクを取り囲む、シュレスヴィヒ・ホルシュタイン州の村のコーラスに入った。

しかも、2つも。

太陽フレアの当たり年に考える―結局、携帯電話の電磁波は有害なのか?

太陽フレアの当たり年に考える―結局、携帯電話の電磁波は有害なのか?

今年は約11年周期で起きるという太陽の表面で起きる巨大な爆発現象「フレア」の当たり年だ。フレアによって生じた強力な電磁波や有害な粒子の放出により、通信障害やGPS(測位システム)の狂いなどが生じる一方、通常は北緯65度以北の高緯度でしか観られないオーロラが日本でも観測されるなどした。

太陽フレア活発化で再び注目!電磁波の人体への影響気になる太陽フレアの人体への影響だが、専門家の間では

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実用化が見えてきたノロワクチンの現在

実用化が見えてきたノロワクチンの現在

イギリスでm RNAのテクノロジーを使ったノロウイルスワクチンの治験が始まります。ワクチンを開発しているのは、mRNAの新型コロナワクチンでお馴染みのモデルナ社です。

”声”を鍛える魔法の道具「LAX VOX」を知っていますか?

”声”を鍛える魔法の道具「LAX VOX」を知っていますか?

手術から半年が経ちました。声も滑舌も前と同じではないし、食べられる量が減ったため体重も4キロ減りました。やったらやった分だけ良くなるということはありませんが、楽器や語学、スポーツなどと同じで何か月という単位で振り返ればきっと良くなっている――。そう信じてリハビリを続けています。

ところで、音大に通っていた友人が声楽の授業で「声帯を鍛えることはほぼ不可能」なので、歌は「母音をどれだけ豊かに響かせる

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ドイツの言語聴覚リハビリ「ロゴペディ」 ②共鳴で"通る話し声"に!

ドイツの言語聴覚リハビリ「ロゴペディ」 ②共鳴で"通る話し声"に!

ネットには「声」に関する動画が無限にあります。

一番多いのは「歌声」や歌い方の動画です。アナウンサーの方が公開している「話し方」の動画もありますが「話し声」の動画はあまりありません。

声に関する動画が対象としている人には2種類があります。

1つは、加齢や話す機会が減ったことで声が出にくくなった健康な人たち向けの動画、もう1つは病気や事故・手術などで話せなくなった人向けの動画です。

わたしの

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帯状疱疹ワクチン、定期接種へー生ワクチンを捨てられない「日本の特殊事情」

帯状疱疹ワクチン、定期接種へー生ワクチンを捨てられない「日本の特殊事情」

来春から、65歳以上を対象に帯状疱疹ワクチンが定期接種となる予定です。帯状疱疹ワクチンには生ワクチンと組み換えワクチンの2つの異なるワクチンがあります。どちらもすでに任意で接種できますが、定期接種としてどのワクチンがどのように使われるのかはまだ検討中です。帯状疱疹ワクチンを定期導入しているほとんどの国では現在、組み換えワクチンを使用していますが、日本ではまだ検討中なのです。

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コロナより簡単!エムポックス予防のためにできる4つのこと

コロナより簡単!エムポックス予防のためにできる4つのこと

WHOがエムポックスの緊急事態宣言(PHEIC)を出しました。聞きなれない病名ですが、2022年、男性同性愛者を中心にアフリカの外で流行した時にも緊急事態宣言の出たサル痘のことです。

サル痘は昨年2月、特定の動物や地名・国名などを病名につけるのは差別につながるなどとしてWHOが「サル(Monkey)」のMと「天然痘(Poxvirus)」のPをとった呼び名に変更したのに従い、日本でも「エムポックス

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東京地裁HPVワクチン集団訴訟、本人尋問の中身(鈴木エイト氏X投稿まとめ)

東京地裁HPVワクチン集団訴訟、本人尋問の中身(鈴木エイト氏X投稿まとめ)

いまでも子宮頸がん(HPV)ワクチン問題を取材し続けている数少ないジャーナリスト、鈴木エイトさんが2024年8月7日に行われたHPVワクチン集団訴訟の証人尋問メモをXに投稿した。

国と一緒に訴えられたワクチン製造元は被害者だという女性たちのカルテ開示を周到に行い、症状がワクチン接種前からあったことや、いわゆる「いい子」に多い身体表現性障害(機能性身体症状)の診断を受けていたこと、ワクチンを接種し

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ドイツの言語聴覚リハビリ「ロゴペディ」①舌圧子とストローによる訓練

ドイツの言語聴覚リハビリ「ロゴペディ」①舌圧子とストローによる訓練

症状が悪くなった気がするーー。
術後3ヶ月目の体調を素直にまとめると、そうなります。

7月は医療記事も少なく、「文系女医のリハビリ話」も更新しなかったのはそれが理由です。記事を楽しみにしてくださっている皆さま、本当に申し訳ありませんでした。

そんなある7月の夕方、バカンスシーズンに入ってキャンセルが出たとの連絡があり、ドイツ式言語聴覚リハビリ「ロゴペディ」が始まりました。