失敗は「必要悪」なのかもしれない。
そんな事はあるはずも無いのだが、もし人生ずっとうまくいく事の連続であったら、うまくいく事それ自体が色あせてしまって価値が下がってしまうのかもしれない。なので時には失敗することは、人生にとって必要な事なんじゃないかとすら、最近思ってきた。
グルテンフリーを始めて3週間以上。昨日のランチに「甘辛の鶏の唐揚げ」をオーダーしてから「しまった、それって衣が小麦粉なんじゃ」と気付いた。時既に遅し、運ばれてきた唐揚げをほうばりながら、僕は「ああ、小麦粉ってこういう味だったなあ」なんて噛み締めながら昼食の時間を終えた。
すると午後眠いのなんのって。う〜ん、という訳でグルテンフリーのメリットはまだ良くわからないのだが、デメリットは「小麦粉を抜いた身体に小麦粉を久しぶりに入れると、効きが倍増する」と言う物だというのが何となくわかった。それがわかっただけでも、これもまた「ナイス凡打」だったのかもしれない。これからもジャンジャン失敗して、そこから学んで行きたいんである。