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ただ「全力でやる」だけでも結構人生は充実するものだ。

 1ヶ月ぐらい前と比べると、確実に今1日に多くの事をこなしている気がする。さすがに30倍は動けてはいないかもしれないが、3倍ぐらいは動けているのかな〜と言う実感(それ以前はどれだけ怠けていたのかと言う話にもなりそうだが)。そして更に、そのどれもに結構濃い目に関われている感じがする。

 我々人間は神様では無いので、1年後の世の中がどうなっているのかなんて、そうそう正確には予想できない。そして1年前の事を今更悔やんでも時間の無駄である。そう考えると「今目の前にあること」に100%集中して取り組んだほうが、よっぽど「充実した人生」への近道を歩けるような気がしていて、それこそが「マインドフルネス」と言う事になるのかな〜なんて勝手に思っていたりする。

 数日前に何回かここでも取り上げさてもらったニーチェは「生きがい」とか「生きる意味」を考えることに否定的だったと聞く。確かに「生きがい」とか「生きる意味」とか考えるのって暇でやることが無い時ですよねえ。そんな事よりも「あ〜、あれをやっちゃわないと」「これもやっちゃわないと」と眼の前の事に集中してこなして行った方がずっと楽しい。

 幸い僕は少なくともしばらくは「やる事がなくてヒマ」という状況には陥らずに済みそうだ。少しずつでも目の前のことをこなして毎日を充実させて生きて行きたいな、なんて思っている今日この頃なんである。

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