完全主義から脱出しよう。
今日でかける時、家から300メートルぐらい歩いた時点で「エコバッグ」を忘れてきたことに気付いた。なのだが、考えてみれば失敗したのはそれだけ。それ以外は予定の時間に出発できるように逆算してシャワーを浴びるだとか、出発までの時間はこの作業をどこどこまで進めようという計画だとか、何もかもちゃんとやれた。それをこのたかだがエコバッグ1枚で台無しにしてたまるかと言う気持ちで、敢えて取りに帰らずに出掛けた。帰りのスーパーで5円余計に払えば良いだけだし…。
「完全主義」ってただのファンタジーだなとこの歳になってつくづく思う。人間である以上、どんなにポジティヴな事をしても、少なくとも数パーセントはネガティヴな要素を孕んでいるはず。裏を返せば100パーセントの絶望というのも無くて、少なくとも数パーセントは、その中に希望の要素が含まれているのだと思う。
そして帰り、スーパーで僕がレジ袋を一枚取ってカゴに入れようとすると、高齢のせいか(笑)手の脂が足りないみたいで全然取れない。すると見かねた店員さんが「こちらで1枚取って入れましょうか」と言ってくれた。「なるほど、店員さんもレジ内でレジ袋を用意できるのか」と感心した僕。こういうシステムになっている事も、エコバッグを忘れて来ないと経験できなかった。こんな感じで「不完全主義」を貫きつつ、今後もナイス凡打を打ち続けて行きたいな、なんて思う今日この頃なんである。
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