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「アイアン・メイデン」は「ヤバいTシャツ屋さん」。

 最近元USJで現在は刀と言うマーケティング会社を運営している森岡毅さん関連の動画をけっこう見ている。その中でなるほどなあと思ったのは「ある事業が本当は何を売っているのかを見抜く」と言う言葉。

 自分が考えられる身近な世界で考えると、ヘヴィメタル・バンドのアイアン・メイデンは実はTシャツを売ることや、あのエディと言うキャラクター、そしてあの独特のロゴの使用料を貰うことで最も利益を得ているはずだろうと言う事。と言うことはあれはバンドという手段を使って、Tシャツを売っているアパレル産業であり、そう考えるとアイアン・メイデンが産み出した最強の物は「楽曲」でも「ツインリード」でもなくエディと言うキャラクターとあのロゴだ、と言う事。

 もう卒業してしまったのだが数年前に学校にブラジル人の留学生の子がいた。その子がよく「ブラジル人には2種類しかいない。サッカーが好きな人か、アイアン・メイデンが好きな人だ」と言っていたのだが、そういう彼はよくアイアン・メイデンのTシャツを着ていた(ちなみに「この世からサッカーが無くなれば良い」ともよくおっしゃっていた)。

 森岡さんがよくおっしゃるように「日本はマーケティング後進国」なのかもしれない。CHANELを買うのはそのかばんの機能性が欲しいからじゃなくて「CHANELのかばんを持てるイケている私」を買いたいから。う〜ん、奥が深いなあ。僕も今更ながら少しマーケティングを勉強しても良いのかもしれないなあ、なんて遅ればせながら思う。

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