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詩「病み上がりの境界域」書きました。
「病み上がりの境界域」
絵に描いたような入道雲が
私の目線に飛び込んできた
ここから出られないことを察して
光が眩しくてカーテンを閉じた
現状との落差に両目は沈んでいた
太陽の余韻が色濃く残った特有の空気に酔い、
チョコレートやグミの溶けた大群が
どこまでも粘ついた夢を見た
寝る時くらい、
夢らしい夢を見せてくれないものか
何日も見て見ぬフリをした、
弱りきった花のために予約をして
固い椅子に腰かける
清算時の不穏な音階にざわついた夕方、
口の中には粘度のある塩味しか感じない
リペアされ続けた自転車を漕ぎながら、
言葉を発さない空に
ふと、トンネルの中で訴えかける
(この先には、未来はあるのか)
自分用にカスタムされたシートに全てを委ね、
とにかく早く帰りたくて仕方なかった
あの瑞々しい電子の街へと
入道雲がうろこ雲へと変化した
思い出が静かに揺れ、
目は閉じたまま、あの街へ心を傾けた
早く元の世界へ戻れるだろうか
手にした白い3粒と
コップに揺れる無色透明な液体だけが
全てを物語っていた
2024. 8.6 更新
<あとがき>
みゆと申します。
詩をご覧いただき、ありがとうございます。
この詩は、先月に風邪を長引かせてしまい、
風邪の治りかけの頃に創作した作品です。
タイトル通り、病み上がりの頃の
まだ本調子ではない心情を表現しました。
以前に記事で何度か触れていましたが
この頃とにかく悪夢が酷く、
生活に支障をきたしていました。
ふと何か書けそうだと思い、
書いていくうちに詩が完成していきました。
夏を題材にした詩や小説が好きで、
この時期は意欲だけは膨らんで
書きたくなりそうです。
…ただ、
この夏はマジでクソ暑いので、
思考が半分くらいは溶けておりますが…
↑※いつも懲りずに下品なので、
お前はもういっそ溶けてください。
(※↑え、ワイ、夏に○されんの?)
(※夏を物騒な季節にしないでください。)
↑このままだと詩の雰囲気を
気持ちよくブチ壊して終了しそうなので、
この辺で失礼します。
(※もうすでに、手遅れな模様です。)
最後までご覧いただき、
ありがとうございました。
最近の夏は、物騒な暑さになってはいますが
そんな中でも郷愁を覚えたり
むず痒い情景が目に浮かんだりするのは
夏休みやお盆がある、
日本の夏ならではなのだと感じています。
今日こそは詩の雰囲気を壊さない方が
いいだろうとは思っていましたが、
思わずハンマーで氷をカチ割るごとく
作品の雰囲気を清々しく砕けさせたことを
深くお詫びいたします。
(※↑なんか涼しげに言うんじゃねえわ)
それでは、また書きます。
お付き合いいただき、
ありがとうございました。
本日は、8月6日。
平和に想いを馳せる夜を、過ごせたらと思います。
なお下ネタは、明日以降に復活させます。
(※↑なんか言うの期待してもうたやろが)
もしドシモを期待してくださった方が
いらしたら、すみませんでした。←※何の謝罪や
みゆ
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![作織 未侑(みゆ)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/131336359/profile_63b3d1e184d19a9ea47fe0562caba9cf.png?width=600&crop=1:1,smart)